天界からの救世主17【呪術廻戦】

天界、今 ページ21

さて、3人が呪術廻戦の世界で奮闘している時、天界本部で仕事をしているAはというと、






『多い』


自分が判断したことを悔やんでいる時だった()
自分のデスクの上には何時もの書類の山……の姿はなく、綺麗なデスクのまま。

だが、Aの前に立ちはだかるはただ一つのパソコン。


…………の、中のデータ量が、なのだが。


Aのいま現在使っているパソコンの中にはAのは勿論、零、羅衣、そしてレイジャントの分のデスクワークが入っていた。
それはもう、凄いデータ量で。


『取り敢えず俺の分終わらそう…』


終わるわけが無い自分の分の仕事から手をつけたAは、後に腰が死ぬ事となる。



………………


……

…

ｺﾝｺﾝｺﾝ


「天界長、失礼しま、ﾋｯ！」

『…………。』


数時間後、ある天界部下がAの元を訪れた。そんな彼は小さく悲鳴を上げる。

Aがブルーカット眼鏡をかけたまま、開いた扉をこの世の物では思えないほどの冷酷な目で睨んだのだ。カワイソウ。




『………、ああ、報告か。どうぞー』

「ヒッ、あ、あの、えっと、すみませんでした！！！！！！！」

『エ？』


部下はあまりの怖さに報告もせず、帰っていってしまった。
ちなみにAは無意識である。タチ悪いな。

……まあ、報告は必要なので2分で帰ってきたが。




天界本部も、結構、やばかった。

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