天界からの救世主17【呪術廻戦】

秘書組、差 ページ19

羅「ドーンドーン」


羅衣が覚えている任務を1から順に走り回っていた。彼は既に任務を6つ終えている。それに加え、呪霊も目に入った片っ端から祓って来ている。
しかも彼はまだ特殊技を使っておらず、短剣と拳銃を片手ずつ持って使っただけ。元々の身体能力が高い彼はそれだけでまだ生き残れている。


羅「久しぶりに思いっきり身体動かしてるー！！！俺！！」


前世界では全くと言っていいほど出番がなく、なんならデスクワークが本命と化していた羅衣の思いっきり動かせている身体は歓喜を上げていた。いや、歓喜を上げているのは羅衣の精神と筋肉だが。


羅「俺は無双だー！！」





････････････････



････


･･･

･


ガシュッ…！



零「70…ｯ」


羅衣が「自分は無双yeah」と言っている時間帯。

零は任務を既に70終わらせていた。羅衣とは比にならない数。

何故なら彼はこの世界に来てこの訓練任務が始まったその瞬間から一秒休まず全力爆速でこの世界を走り回っていたからだ。

この任務が始まって大体2日。彼は2日間一度も立ち止まったことはない。


零「この任務を完了できるのは俺だけだ。絶対、あいつらじゃ、無理、だ」


70個目を終わらせた後直ぐに走り出す。殆ど通りすがりに討伐したようなものなので、


零「次！！！」






彼は今日も呪術の世界を走る。

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