天界からの救世主17【呪術廻戦】

お出かけ、お誘い ページ5

研究室に籠る、それだけ言うとそそくさとその場を後にした零。置いて行かれた2人。


レ「…なぁにぃ？あれ」

羅「……さあ」


去っていった零の背中を見つめる二人には、彼が何故そんな顔をしていたのか、理解できなかった。


今は(・・、まだ。)




＿＿＿＿翌日。

ｺﾝｺﾝｺﾝ


羅「零ー？」


羅衣は私服の姿で零の部屋を訪れた。持つ論、休暇を満喫するために遊びに誘いに来たのだ。勿論、この後レイジャントも一緒に遊びに誘う予定だ。
しかし、


零「悪い。予定があるんだ。帰ってくれ」


零は扉を開けることはなく、扉を挟んで羅衣を追い返すような発言をした。くぐもった彼の声からは感情は読み取れずにいる羅衣。
それからは羅衣がどれだけ扉を挟んで零の名を呼ぼうとも、零の声はおろか、藻の音すら聞こえてはこなかった。

仕方ない、明日誘おう。そう思い、羅衣は零の部屋名前から移動する。
向かうはレイジャントの部屋。


羅「レイジャントーあそｂ(レ「いいよー！」早」


レイジャントは食い気味で返事をし、玄関の前でスタンバイしていたのか、と思えるほど一瞬で出てきた。勢い良く開いた扉に額を強打するところだった。あっぶね




羅「どこいく？」

レ「プリクラ！！」

羅「え？」

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