レイジャント、黒霧剣 ページ23
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レ「【展開・放出≪
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右足を引き、膝を曲げ、腰を落とし、後ろに引いた右手はきつく握り、前に出した左手は脱力したように手を開く。
身体から滲み出るように紫色のモヤが出ると、やがてレイジャントの身体の周りに無数の短剣に形を変えた。
怪しく暗く光る短剣はレイジャントの手にモヤを媒体として繋がっているものがいくつかあった。
レ「はは、舞台では両者舞ってこそ美しい。お前がこれまで舞ったように、俺も舞わないと…
残念だが、次は俺のターンだ。」
上「は、、はは、ははは！！面白い！見せてみろ！！！」
レイジャントはそのまま上級に突っ込んだ。
短剣はレイジャントに付いて来るものもあれば散らばるものもある。動きは不規則に見えた。
彼は上級に殴るように拳を突き出した。しかし、彼は体術を得意としていない。
ソレは上級もさっきまでの戦いで知っていた。対して威力のないその拳を受けても支障は出ないが、さっきまでの彼と今の彼を比べて、何か企んでいることは明らか。
上級は一応としてその拳を避けることにした。
そしてその攻撃が終わった後、上級は首元にピリッとした感覚を覚える。なにかと思ってそっと触ると、血が手に付いた。
上「、は、？」
レ「ひひっ☆」
上級は何故攻撃を受けたのか、理解できなかった。対して、レイジャントは嬉しくて、嬉しくて、怪しい笑いをしてしまった。
さっきの攻撃。
レイジャントは突き出した拳を囮として使用していた。
その拳を避けると踏んでいたレイジャントは死角に入った左手に繋がっているモヤを引っ張り後ろに上級の後ろに回っていた手に繋がっている短剣をこちらに手繰り寄せたのだ。
上級は囮の拳に注目している。
レイジャントにしては、とても良い案だった。
＿＿＿＿＿＿(捨て身)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿(短剣)
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リートゥ(プロフ) - 黒月さん» 確かに！それは考えていなかった！！！(おい作者) (2021年3月7日 13時) (
レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 紫雲さん» 12年の休暇はまだ序の口の出来事なのでそんな深く考えなくていいですよー！ (2021年3月7日 12時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 歌好きさん» 今回は休暇をどう使うか…見物ですよ(とか言いながら12年1.2ページで終わります) (2021年3月7日 12時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - 12年が天界での12年かそれとも下の12年かで休暇の長さが違う気がする。休暇の間天界本部は忙しそうだなぁ…。ルー師さんおめでとう！これからも天界長とリートゥ様を崇めよう！← (2021年3月7日 0時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
紫雲(プロフ) - 12年？？うーん分からん。あれ？天界長の年齢とかってめっちゃあれ(何かとは言わない)だから12年ってけっこう短いのでは？救済とかで時間使うのか？次はなにかなぁ。めっちゃ楽しみです！ (2021年3月6日 19時) (レス) id: a18463f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートゥ | 作成日時：2021年1月23日 16時
