天界からの救世主14【暗殺教室】

霧矢、ウイルスばれる ページ4

鷹岡は、Aによるビンタで軽く気を取り戻した。
そして、その巨体では到底思えない速さでAから距離をとる


『あ、おはよーございますー？鷹岡せんせー？』

鷹「ッチ！霧矢漸ン！」

『ほらほら！！俺をボコボコにしたいんでしょー？！

ほら！！来なよ！！

おら！来いよ！！』


手を招きながらその場でステップを踏み、煽るA
鷹岡はその前の渚の事もあってか、正常な思考回路ではなく、簡単にAの煽りに乗ってしまう。


『ほらほらほらほら！！！！どーした！！ボコボコにするんだろ！！？』

鷹「ガッ……！！」


猪のように一直線に走り来る鷹岡は、Aにとって寝ていても躱し、そして反撃出来るくらい行動が読める。
つまり、Aにとって鷹岡は、到底相手にならないのだ。



業「、、漸くん、、強すぎ……」

渚「僕、、ちょっと怖いよ、」


Aと並んでいたはずの業や、Aによって業の方に投げ飛ばされた渚はあれだけ苦戦していた相手が軽くAの掌で転がされているような光景に言葉を失っていた。


カ「殺せんせー……！」

殺「に、にゅ、、先生も霧矢くんの実力がここまでとは思ってもいませんでした…」


袋の中で汗を掻きながら鷹岡を弄ぶように相手をしているAを見詰めていた。


殺「……(彼は、



悪い意味で強すぎる(・・・・))」



『あは、』

青あざだらけの体となった鷹岡を見て攻撃を終わらせたA。
心がスッキリしているようで、ニコニコとしている。

その時、


鷹「……、なﾞ、んで、……」


鷹岡が聞きにくい言葉で何かを話し出した。
その話は、静かになったこの空間の中ではしっかりとした大きな声で、




鷹「なん、ゴホッ、、で、、お前は元気なんだよ……！！


"ウイルスは霧矢漸に必ず盛れ"と！！！


俺はスモッグに命令した！


そして、お前はそれをしっかりと飲んだ、と！報告も来てたんだ！！


そもそも、そこの図体でかい奴でもあの状態なのに、、





なんでお前はそんなに元気。ガッ！！！」

『うるさいなぁ』


そんな事を言われるとは思っていなかったAは鷹岡の顔面を思いっきり蹴り飛ばしたA。その衝撃で気絶する鷹岡。

しかし、その言葉はしっかりと、E組生徒、そして、教師にまでもが聞き取ってしまったらしい。




"霧矢漸はウイルスを盛られている"


その事実を、今、知ってしまったE組。




業「ぜ、ん、、くん……？」

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