書類山脈 ページ19
中也は羅衣に渡された本を直ぐに開いた
中「…ものに宿った本人の力はいつ目覚めるか分からない……」
羅「ただし、急がば行動に移すべし…?」
中「その後は君次第である……って」
なんだそりゃ!!!
中「ヒントになるものが殆どねぇじゃねぇか!」
バシッ
床に本を叩きつける中也
一応その本はAの私物である為羅衣は顔を青くして直ぐに拾った
中「ったく!本人に聞いても分かりゃしねぇ!」
羅「…パタパタ……まあ、急がば回れとも言いますし、地道にするしかないですかねぇ…」
本の表紙に付いた少しの塵をパタパタと叩き、羅衣は片眉を歪ませた
中「あ、おい太宰どこ行く気だ」
そぉっ…と中也の後ろから逃げ出そうとする太宰を中也は止めた
太「えぇ〜?だって面倒なんだもん〜長くなるでしょ?」
口をうーっとすぼませる太宰
羅「…これ、終わったら零が太宰さんの書類やってくれますよ?」
反対に言えば
と、羅衣は言葉を繋げた
羅「天界長が帰ってこなかったら探偵社の業務は滞りますし、書類が溜まります。零を説得できるのは天界長だけかも知れませんし…」
今、探偵社に溜まっている書類は誰がやるんでしょうね?
太「……中也、最後まで付き合ってあげるよ」
さすがにあの書類の山脈を全部国木田にさせる訳にも行かないと思った太宰は珍しく折れたようだった
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リートゥ(プロフ) - 鸛 実況者ズキさん» 爆笑 気付かれてしまいましたwww修正しようとしてめんどくさくて忘れてたやつww修正しておきますねw応援ありがとうございます! (2021年6月24日 20時) (レス) id: 757a32c185 (このIDを非表示/違反報告)
鸛 実況者ズキ - あれ、?ページ39、始めた日、20019年、? めっちゃ面白いです!!!更新頑張ってください!!! (2021年6月24日 16時) (レス) id: b918a201eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リートゥ | 作成日時:2019年11月27日 22時