天界からの救世主7【文スト】【ちょこっと名探偵コナン】

零は暴君……？ ページ29

零は羅衣から顔を背けるとそこら辺にあった木の棒で何らかの陣を書くと


零「《転送》」

ヒゥンッ

零は羅衣も中也も太宰も触っていないのに転送させた

羅衣は一緒に転送する人に触れてからしないとその場に置いていってしまうものなのだが零はそれを触れずにやり遂げたのだ

羅「……HA？」

羅衣の目は点だ



零「門を開けろ」

部下「は！……零秘書官、後ろの者は…？」

零「下界の人間だ」

部下「……お言葉ですが、零秘書官。下界の人間は立ち入る事ができません。それは貴方もお分かりなのでは？」

零「そうか？此奴らは重要参考人だ」

部下「しかし……」

零の言葉を聞いても引き下がらない部下

羅「(ほら言ったよーーーーー)」

ジト目で羅衣は零を睨んだ

中「(大丈夫なのかこれ)」
太「(私が分かるわけないでしょう？)」

中也と太宰はアイコンタクトで話している

零「…ｲﾗｯ……《フェイド》」

バツン

羅「なーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

叫んだ

もう一度言おう、叫んだ

中「おいおいおい…大丈夫かァ?!」

太「……もう何も言えない」

帽子をギュッと被り直す中也と頭を抱える太宰

零「いーんですって」

そんな3人を見ても飄揚とする零は多分鋼の心の持ち主である

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