これはお願いではない。命令だ。いいね? ページ38
ジ「……っ!!!」
ベ「っ……」
Aの殺気によって竦んでしまった2人
Aは口角を不自然に上げてニッコリとしている
『おっと、殺気が出ていた…悪ィな』
そんな声で今までバーを埋めつくしていた殺気は嘘かのように綺麗さっぱりと消え失せていた
ジ「……チッ」
『うふふ…』
ジンの顰めっ面を見たAは声を出しながら笑っていた
ベ「(面白いわね…あのジンがまるで子供みたいにあしらわれているわ…)」
『まあ、これで懲りたなら___ッ!!!』
Aが自慢げにジンと話していた時、ズキっとした鋭い痛みが爪先を襲った
Aは思わずビクッとしてしまった
ジ「……どうした」
そんなAの反応に気が付かないわけでもなく、ジンは不審な目を向けてきた
『……』
爪先に走った鋭い痛みは一瞬だった様でその後は何も痛みはなかった
『…いや、なんでもないさ……それよりジン。お前に言っておきたいことがある』
ジ「…なんだ。ものによっては拒否するが」
Aが真剣な顔をして尋ねるのでジンも顔を変えて聞いた
『もし此処米花町に変な生き物が現れた、若しくは見つけたのなら速やかにその場から離れ俺に連絡しろ』
そう。変な生き物とは言わずともながジーマの手下である
ジ「……却下」
しかしそれをジンは拒否した
『……なんでだ』
睨みつけながらAは尋ねる
ジ「逃げるなんざ俺の性に合わねぇ」
『……』
ダンっ!!!!!!
地下にある狭くも広くもないこのバーに机を思いっきり殴った音が響いた
知ってると思うけど→←ここで太宰の名言使っときゃな……と思った
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リートゥ(プロフ) - 瑠衣さん» ご質問ありがとうございます。番外編も考えてはいるのですが、番外編を作ると毎日更新を出来るかどうかがわからない状態になりうると思っていまして…私ができると思ったらやるかも知れません。リクエスト!それは考えつきませんでした!アドバイスありがとうございます! (2019年9月24日 12時) (レス) id: ae51143ba2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - あの、番外編などは、作らないんですか? リクエストなどをとってつくって見ては、どうですか? (2019年9月24日 2時) (レス) id: fba554419c (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 瑠衣さん» ありがとうございます。私は勿論中也推しですo(`・ω´・+o) そしてくっついて欲しい云々に関しては同感ですね笑素晴らしい世界だと思います← (2019年9月22日 23時) (レス) id: ae51143ba2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣 - リートゥさんは、誰、推しですか? 私は、太宰と中也が推しです。 正直くっついて欲しいです。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: fba554419c (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます!その回は初めてパソコンで書いたので考えがどんどん出てきました…笑 (2019年9月22日 8時) (レス) id: ae51143ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リートゥ | 作成日時:2019年8月27日 20時