天界からの救世主24【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

ボコボコ、椅子 ページ41

バイクを用意してもらったAは手錠やら拳銃やら、最低限必要になってくるものだけを装備するとバイクに跨って急発進させた。(法定速度は守ろうね)


『あ〜めんど』


ぼそり呟いたAのその言葉は、バイクの風によってかき消される。
ノーヘルで、爆速。(ヘルメットは必ずつけよう。法定速度も守ろう)


そうして彼がたどり着いたのは、誰も近づかないような、地図からも存在を消されてしまった今はまったく使われていない廃倉庫。確かに人を拉致ったり、害を脅かすのにはうってつけだろう。

地図にもないことからここにこんな建物がある、だなんて誰も知るはずがないのだから。

そこを何故Aが知っていた、なんてそんなことを聞く人はいない。よな？？？？？？？？(圧)

バイクを物陰に隠す様に停めると外から高橋の気配とその他数十人の人間の気配を察する。


『…いくか』





彼はおもいっきり派手に倉庫の重厚な扉を蹴破ると、近くにいた人間5人ほどを一瞬にしてノした。



『警察だ。うちの人材を返してもらおうか』

高「……霧矢、クン……ｯ」


蹴破られ、防ぐものがなくなった入口から日光が差し込んだ。
逆光になったAの顔はどんな表情をしているかなんて観察はできなかっただ、明らかに高橋はひとつ感じていたものがある。


高「…(楽しんでる)」

『ほらほらほら！！！次はどいつだ！！！』


人の叫ぶ声と、雄叫びらしき声、そして霧矢が笑い、時稀に発砲音が聞こえた。

この高橋拉致誘拐事件は、霧矢漸の活躍により、高橋を保護し、悪組織は大半が捕まる結果となった。
高橋は両足の骨が折られ、打撲切り傷が絶えなかったが、霧矢が病院で処置を施したおかげで後遺症もなく回復に向かっているという。


…というのをAが病院の休憩所にいるときに聞かれてたのである。その休憩室のは身だしなみチェックのための大きな姿見が。

ある程度ゴタツキが収まり、一息つこうとAが休憩室の自動販売機でココアを買って、姿見に背凭れた時、それは起こった。














『ぎゃあっ！！？？！？？』


凭れたはずの姿見に、吸い込まれたのだ。突然の浮遊感に思わず悲鳴を上げたA。
分かりやすく言うと椅子をがたがたと揺らして遊んでたらバランス崩して後ろに垂れそうになった感じ。わかりやす〜〜〜い((

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誤字やばすぎて訂正しました

ココア、ピアス→←チェケラ、大賢者

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