天界からの救世主【名探偵コナン】【紺青の拳】 (ページ43)

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お世話になりましたぁ！ページ43

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その時、レオン･ローが見舞いの花を持ってやってきた。そして座っている京極に前に膝を着いてこう言った。

レ「どうやら僕の予感が的中してしまったようだね。戦いの神が君に試練を与えているんだよ」

そんなレオン･ローの目は無機質な感じがした

レ「そうだ、君に御守りをあげよう。ミサンガのようなものだよ。心·技·体が備わって神に認められた証。しかし、切れる前に拳を振るったら…分かるよね？」

レオン･ローは京極の手首に紫色のミサンガのようなものを付けた。
それをつけ終えたレオン･ローは「では」と言い、京極達の前から去っていった

京「……」

京極は付けられた御守りを見つめた

その時、ガラガラと扉を開ける音と共に、

「お世話になりましたぁ！いきなりでごめんなさい！」

と重い空気を打ち破る元気な声が聞こえてきた。

アーサーや蘭、毛利、リシ･ラマナサンはその声の元を見る。
暗くてよく見えないが、丁度診察が終わり、出てきたらしい。
時間が時間なので夜間搬送された人なのだろうか？しかし、それに対しては結構元気だ。

「ん？」

コチラからでは顔が暗くて見えないが、此方は電気がついているので向こうからは此方の様子が伺えるらしい

「あれぇ、空気なんか壊しちゃったかなぁ？ごめんねぇ？」

そう言いながら暗い病院の廊下を歩き、こちらに向かってきた。少しばかり怖くなり、蘭は身構えてしまう

電気のついた此方にたどり着いたその人は顔を出した。

髪や目は紫色、来ている服は赤を中心とした半袖カッターシャツにストールを羽織り、フワッとした感じのズボンを履いている男だった。
赤を中心とした衣服を纏っているが、頭や腕に白い包帯を巻いている。

……うん、見てわかるが、重症じゃないか？

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