天界からの救世主【名探偵コナン】【紺青の拳】

レオン･ロー ページ29

・・


その会場に、対戦を終えた京極が着替え終えたところだった。


その時、レオン･ローが控え室に入ってくる。
後ろ手で扉を閉めた。

ここで京極はレオン･ローにボディガードになる気は無いか、と誘われる。

京「…失礼します」

遠回しに断った京極だが、レオン･ローはさらに続けた

レ「君にひとつ、聞きたくてね。教えてくれ。






君の拳は何のためにある。






強さを求めてその先に何がある。







君を駆り立てているのはなんだ。








……答えられないのか。







目的を持たない拳は危険だ。








自分だけでは無い。周りの人も不幸にさせる。」

レオン･ローに掴まれた肩。何故か振りほどけず、そのまま言っている事を聞いてしまう。
段々とレオン･ローの声が頭の中で反響して無意識的にも印象づけられているのが京極は分かっているのだろうか。

京「僕の…周りの人……」

レ「そう、例えば、愛する人…君にもいるんだろう？そういう人が。」




・・・・・・




・・・



・

(静かな嫉妬)→←場所は地下金庫前

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す