検索窓
今日:40 hit、昨日:25 hit、合計:4,927 hit

いつから、まったく ページ6

お酒を嗜みながらこなしていく仕事。
Aはふと時計を見、かなりの時間が経過していることに気が付いた。


『…うわ、もうこんな時間…。パーティも終わってる頃か…?』

零「全く終わる気配はありませんが??」

『いつからいたお前』


壁掛けの時計とは真反対にご丁寧に椅子をどこかしらから持ってきたのか椅子に座り、お皿に山ほど肉を持ってワインボトルを片手にラッパ飲み。床にはカラになったボトルとまだ未開封のボトルが散乱していた。


『品が無さ過ぎる…』

零「品なんて、貴方に見せても何も得なことないでしょうに」

『……』


なんてこったい。
零はかぱかぱとワインを開けてはもぐもぐと肉を頬張っている。Aは横目で見てから無言でワインボトルをパクった。


『……空だこれ』

零「なんでそんな確率弱いんですか…はい」

『いやこれお前の飲みかけ』

零「あれ、そうだったか?」

『さては酔ってんなおまえ…』


よく見れば、目がゆらゆらと少し揺れて、何処かポヤポヤとした雰囲気を感じる。

その様子に気が付いたAはため息1つ、零の手から肉の乗ったプレートを没収し、ソファにクッションを並べてから零の背中と膝裏に手を入れて抱き上げた。


『ほら、寝ろ』

零「ううん…」


毛布をかぶせ、目に掌を当てて、視界を暗くする。
なにやら書類が、羅衣が、とぶつぶつ呟いていたものの、ものの数分で静かな寝息が聞こえて来た。
…まったく。手間がかかる。

もぐっ…、ほら→←草、ま、いっか



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
309人がお気に入り
設定タグ:天界からの救世主 , チート , 男主 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リートゥ(プロフ) - tomatoさん» tomatoさんお久しぶりです!!ありがとうございます。やっぱり旬はマッシュルなんですね… (3月4日 15時) (レス) @page6 id: 67a61c7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - あとがきもリートゥ様感バリバリで最高です!!!天界長 , 零 , 羅衣 , リートゥ様の会話何気に好きなので嬉しいです .... !!!おすすめはマッシュルとブルーロックです!!追憶お疲れ様でした! (2月28日 23時) (レス) @page2 id: 9d5bc87a7c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リートゥ | 作成日時:2024年2月25日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。