外周、荒れ地 ページ18
零「外周500!!!」
「「「「はい、、!!」」」」
零「お前は取り敢えず逆回りで1000だ!」
羅「っち、」
零「ゴラァ!!!舌打ちするな!!」
羅「してねーーーよ」
零と羅衣怒声が響く訓練という空間に挟まれる天界の一般部下は、死にそうになるくらいに痛い全身を動かしながらひぃひぃと怯えながら訓練を続けている。もうこれは一種の精神訓練なのでは…
『……』
そんなことが起きていた同時刻。Aは執務室で書類の続き…。という予定だったが、
『…よし、出よう』
開始すぐにして羽ペンを机のペン立てに挿した。かけてあった外套をとり、傍に立てかけてあった杖を持つと部屋を出ていってしまう。
彼が向かうは、どうしても気になっていた所――――――…。
『…見事に更地だな』
厭界軍部の跡地である。
風が吹き荒れる草一つ生えていない荒れ地。
そのど真ん中に存在していた厭界軍部の建物はこの前のトラップの大爆発で大破。ほぼ原形をとどめていなかった。
あれだけ大きな建物がこれだけ粉々に跡形もなく骨組みが壊れているという事はそれくらいの爆発の威力だったのか、容易に想像することが出来た。
『…もしかしたら俺が知らない内に厭界軍部のあらゆるところに連鎖式トラップが張り巡らされていたのかもしれないが…』
その件に関しては調査団に調査と検査を重ねてもらえばはっきりしてくることだろう。それの依頼もしなければ。
『辛うじて残っているのは正門の骨組みと…まあ荒く壊された瓦礫の山くらい…』
大きな建物が無くなったことで吹きさらしになったためか、異様に風が強く感じた。
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リートゥ(プロフ) - tomatoさん» tomatoさんお久しぶりです!!ありがとうございます。やっぱり旬はマッシュルなんですね… (3月4日 15時) (レス) @page6 id: 67a61c7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - あとがきもリートゥ様感バリバリで最高です!!!天界長 , 零 , 羅衣 , リートゥ様の会話何気に好きなので嬉しいです .... !!!おすすめはマッシュルとブルーロックです!!追憶お疲れ様でした! (2月28日 23時) (レス) @page2 id: 9d5bc87a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リートゥ | 作成日時:2024年2月25日 19時