天界からの救世主35＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】 (ページ3)

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あらすじ、移行ページ3

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前回のあらすじ。

零と亜央の知らぬ間に終息していた戦争。
零が命じられて集めた瀕死の二名と、亜央を別々にして牢へぶち込んでおくようにシュークリームを頬張っていたAに言われた。

心の底からの移籍に応じさせるために。

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『取り敢えず落ち着くまで待機しとけ』

亜「は、ちょ、」

がちゃん！

目のまえで檻が冷たい金属音を立てて閉まった。
Aと零が3人を牢にぶち込むと地下牢から出ていき、辺りは一気に静かに、そして暗くなる。

亜「………」

なんなんだ、この状況は。

亜央はただただ、そう思った。
やり方はどうとはいえ、あの組織が壊れて、この組織(天界本部)が勝って、しかも俺の知らないうちに俺を引き抜くという条件が出ていて、俺が引き抜かれて、地下牢を出たと思ったら、また地下牢。

亜「、結局、何処に行っても変わらない、か」

自傷気味に笑った。厭界軍部よりかは掃除も行き届いていて、綺麗ではあるけど、何処も一緒なのが、暗くて、とても寒いところだ。…心も、身体も。
地べたに座った亜央は俯いて動かなかった。

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移行しました！
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