天界からの救世主35＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】 (ページ13)

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そんなもん、仲ページ13

冗談で言われたのかと思っていた零はまさかの返答に驚いて口付けていたマグカップを離した。マジで言ってんのかこの人。一応これも機密情報だぞ。(本部にある書類は大体そんなもん)

爆弾を落とした本人はしれっとした表情で茶を啜っている。ちなみにアールグレイである。
暫く固まっていた零は、いやいやいやいや…と首を軽く振りながら否定した。

零「流石に…」

『構わねぇぞ』

零「………。」

第二撃目してきやがった…。
零は軽い頭痛を覚えたが、取り敢えず…

零「なんであいつに書類の内容を見せてもいいんですか…」

まだ完全にこちら側になっていないのにもかかわらず、だ。かなりリスクがあるのでは。

『これも慣れの一環だ書類を見せることで信用も見せられる。とことんここでの生活に慣れて「当たり前」にする。それが目標だ。いtまでも借りてきた猫状態じゃ敵わねぇからな』

零「、なるほど」

そういうことならいろいろ出来そうではある。
案を考えつつ、零はこの目の前の人をどうやって部屋から追い出そうか、なんて思い悩んでいた。

……＿＿。

零「ってことだ。出ろ」

亜「状況すら説明できねぇバカかよお前は」

翌日。
零は朝一に亜央のお迎えに行った。

ここまでの彼らの対話、そして今の会話を見るに察してしまうが、仲悪いらしい。