俺は、一息深く ページ20
『…お前、』
彼は真っすぐとAを見ていた。
視線を、一ミリたりとも、ずらさずに。
「俺はいろんな奴から命令を受けて殺してる。誰であってもだ。その命は必ず消す。
今はまだ命令がないだけかもしれないが、…お前の名前だって、俺に伝えられてもおかしくない。危険だ。俺に構うのは。
俺は命令されたら、お前の命だって、迷わず消す。
だから、危険だから、俺に構わないでくれ」
『断る』
「……あ？」
ちょっとは考えてもいいだろうに、その時間さえなく、Aはきっぱりと、即答した。
流石の彼も返答の速さに眉を顰めた。
「俺の話聞いてたか」
『ああ、危険がどうたら、だろう。だから、断る、と言ったんだ。
いいか。この世の中を、この時代を、生きている時点で明日の保証なんてどこにもない。
いつ殺されるなんて、誰にもわかりゃしない。
だから、お前からくる危機なんてものは「今更」なんだ。
確かに、俺はいつかお前に名前を伝えられてお前のそのナイフが、銃が、俺に刃を向けるかもしれない
＿＿＿＿上等だよ。受けて立ってやる』
「＿＿＿＿」
Aの悪戯が成功したようなにやりとした笑い顔に、彼は面食らったような、そんな反応を見せて、大きく息を吸って、
「ふっ…言ってろ。すぐお前なんて殺してやるから」
珍しく、表情筋を動かして挑発的な面持ちとなった。
それに満足したAは一息深く息をつく。まるで「そうこなくては」という風だ。
『ま、俺の方が強いから、お前にはちょっと俺殺すのは〜無理かもしれねぇな〜？』
「言ってろ」
『それに、お前危険だから構うなって、今日お前から来たんだからな？』
「言うな」
『どっちだよ(笑)』
こうして、Aによる二回目の接触は無事終了したのである。
明日からあの上級の補佐の仕事が始まる。気合を入れなければ。
よろしく、すみません！！！！！！！！！！！！→←払う、…ああ
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リートゥ(プロフ) - ちるちるさん» コメントありがとうございます〜！！過去編が終わったらまたどれかの世界とコラボさせてもらいますね〜！ (7月7日 22時) (
レス) id: 67a61c7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ちるちる(プロフ) - いつ見ても面白いです！他のアニメともコラボしてほしいですね〜(=^▽^=) (7月7日 21時) (レス) @page36 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - ｔｏｍａｔｏさん» テッテレー！！コメントありがとう！！！モチベーションが高まります！！！！！ (6月22日 19時) (レス) @page20 id: 67a61c7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ｔｏｍａｔｏ(プロフ) - 「テッテレー」、！？テッテレー！？！？！？零可愛過ぎません、？え、？すごい好きです天然会話かわいいですリートゥ様さすがですね！！！！ちなみにグルラのルラと申します( (6月17日 22時) (レス) @page17 id: 9d5bc87a7c (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - りなさん» 今のコナンの映画何してるか知らない！！見てないですね！？ (6月17日 19時) (レス) id: 67a61c7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートゥ | 作成日時：2023年6月2日 21時
