天界からの救世主30＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】

調査、欲しい ページ31

映し出された写真。


『OHP中級、性別は男。腰から鎖を垂らして重りを引き摺っている人物だ。

目撃したのはつい最近の事。
それ以前から潜入捜査班の帰還成功率が乏しく低下していることからコレはかなり前からこの組織に属していることが伺える。

俺が軽く調べたところ名前はないな。組織に忠実には見えるが、、何かが引っ掛かるような気がする。……まあ、これは只の俺の勘だが』


次々とAが独自に調べて集めたであろう写真がスクリーンに映し出されていく。
それも顔色悪く、黒いローブをいつも纏っていた。


『情報は必要だが、、今回は相手が悪い。零でさえトントンな相手をお前らに相手させるわけにはいかない。




そこで俺が、調査に出ることにした』


…………………。


零「はぁ！？！！！？？？」

「「「、、え！！！！！？？？！！！」」」


一瞬の静寂。そして訪れる驚きの声。
そこには零も混ざっていた。そんなこと聞いてないが！？？！？？


零「どういう事ですか！？」

『お前に任せても良かったが、俺自身調べたいこともある。俺ら基準にしちゃ「最近」の事だが、、、…。いや、これはやめておこう』

零「グゥ…！気になる…！！！」


下唇を噛んではかなり目つきの悪い顔でこちらを睨んでくる。え、そんなに？
そんな零を置いて部下達に向き合ったAは壇上で腹に力を入れたような、芯の通る言葉を言い残した。



『今回お前らには、もしかしたら苦渋の結果を、突きつけるかもしれない。ほぼ、そうであると言ってもいいが…












この人材、俺は欲しい。』


部屋の中がザワついた。


『お前らはこの件には関わるな。そのかわり情報部と定期的に情報講義をしてもらえ。
情報に慣れろ。以上だ』


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昨日絵を描きすぎて更新を忘れてましたすみません

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零

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