124話▲ ページ45
月詠「主の言うとおりじゃったな銀時
どうやら夢に惚けていたのはわっちのようでありんす
鈴蘭の待つ男など…どこにもおらんかった
この三千世界どこにも…鈴蘭は知っていたのじゃろう
定々を拒めばどうなるかも秘密をしる自分が吉原から出ればどうなるかも
その約束が自分を吉原に縛るためのただの鎖だった事も
…最初から鈴蘭は誰も待ってなどおらんかったんじゃ
ただ夢の中にしか居場所がなかったんじゃ」
優香「…それは本人次第だよ」
月詠「…」
外から声がしたその声はだんだんと大きくなっていた
真選組の声だ何か喧嘩してる
銀時「うるせぇぇ!眠れねーだろクズどもぉぉ」
新八「人が処刑されるのに呑気なもんですね」
すると門が開いた扉から顔を出したのは…そよちゃんだった
神楽/優香「そっ…そよちゃ…ムグッ」
そよ「あのっ一人じゃ寂しくて寝れなくて一緒に寝てもいいですか」
新八/銀時「…」
そよ「良かった最近はいつものぶめさんが一緒に寝てくれてたから
なんだか怖くて眠れなくて」
新八「いや怖くて眠れないの僕らなんですけど」
そよ「なんだかお泊り会みたいでドキドキするね」
新八「いやドキドキしてんのも僕らなんですけど明日処刑されるんだけど」
そよ「大丈夫皆さんの無実はG嫌がきっと証明してくれるからそれでも眠れないなら…あっそうだ
私が小さい頃にG嫌にきかされた寝物語を聞かせてあげます
とってもつまんなくてスグ眠れるんです
あのねむかーしむかし」
話を聞いていないのに神楽姉と信女姉が寝てしまった
新八「どんだけつまんねーんだ!テメーら失礼だろォォ!ちゃんと聞けっ」
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作者名:サーモン13 | 作成日時:2023年8月22日 11時