【銀魂】9歳の女の子が万事屋!!３ (ページ21)

今日:5 hit、昨日:27 hit、合計:3,827 hit

111話▲墓場で暴れるのは幽霊だけでないページ21

お登勢「行こうか優香」

優香「うん」

寺田家の墓にて

優香「寺田って…」

お登勢「そういや私の旦那の墓だよあいつともここで出会った」

優香「そうなんだ」

お登勢「…アンタ…珍しい客だよ…花くらい持ってきたんだろうね」

次郎長「ねぇよ

テメェの手向けの花でも欲しかったかお登勢」

カチャ

お登勢「よしな優香…久しぶりに口きいたと思ったら第一声がそれかい

相変わらず野暮な男だよ

旦那と一緒に眠らせてくれるってんならそいつもわるくないかもね」

次郎長「ガキが世話になったらしいな」

お登勢「礼ならあの銀時とに言っとくれ

と言ってもその世話したガキとやらにやられちまったみたいだけどねぇ

大層な孝行娘らしいね自分を捨てたバカ親父の為に田舎からこんな所まで来て

かぶき町の掃除ときた子供一人お互いすっかり踊らされちまったもんだねぇ

年はとりたくないもんだ、いや…

あんたは踊ってやってるだけだったかい

悪党次郎長も今迄散々泣かせてきた娘には勝てないかい」

次郎長「……お登勢この街から出ていけもう時期戦争にならァ

あのガキが火種まこうがまくまいが同じことでい、てめぇにはいられちゃ

邪魔で仕方ねーんだよ」

お登勢「どの道あんたが戦争起こすつもりだったってかい

…冗談でも旦那の前でそんな言葉吐いてほしくなかったねぇ

岡っ引に侠客…立場は違えど

アンタら二人でこの街護ってたのはもう昔の話なんだね」