2.推し、？ ページ2
私は別にジョングク君と付き合いたいってわけではなく、
授業中に後ろ姿を見たり、誰かと話してるのをチラッと見るだけで充分というか。ジョングク君とは話したことは1度もないです。
あれ、これは本当に恋？
疑問に思いまたリンちゃんに聞けば、「推しが尊い」のか、恋愛に欲がなさすぎと教えてもらいました
「推しが尊い」？初めて聞いたワードだ
リン「んー、推しとガチ恋はあんまり違いがないと思うし。高校はジョングク君を推しとして毎日楽しく過ごせばいいんだよ。大学とかで彼氏はいくらでもできる！」
ジョングク君は彼女が今いるらしいし、そこでアタックする勇気もないし、すごい恋愛テクニックを持っているわけじゃないから、ジョングク君は「推し」にさせてもらおう。
A「そうなんだ。高2でも彼氏が出来ないのはおかしくない？」
リン「…おかしくないおかしくない！Aはまだ男の汚さを知らない方がいいって」
A「…そっかあ」
今は昼休みで、リンちゃんとご飯を食べてる。今日もお弁当が美味しい。ありがとうお母さん
ジョングク「Aさん、今ノートって出せる？」
…え、
話しかけられた。…近くで見るとさらにかっこいいなあ。
ジョングク「…聞いてる？」
ジョングク君は今週中提出の英語のノートを持っていた。
A「えと、はい。出せますよ」
ジョングク「ん、じゃあこれお願い」
A「あ、はい。」
ジョングク君は友達の所に戻っていった。
わあ、ジョングク君が触ったノートだ。あれ、私変態みたいじゃないか？
リン「…良かったじゃん。話せて」
リンちゃんはニヤニヤ笑ってる。
A「…緊張しすぎて、あまり覚えてない。けど、近くで見たジョングク君、かっこよかった…」
リン「うーん、そっか」
と、リンちゃんは何故か苦笑い。
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作者名：空気清浄機 | 作成日時：2021年8月8日 12時
