ビッグ3のお目付け役 (ページ14)

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ビッグ3 ページ14

NOside
とある住宅街の一角。

通形家から騒がしい声が聞こえている。

ねじれ「ねぇねぇねぇ！今の見た！？A君とってもかっこよかったの！」

ミリオ「何時もかっこいいけど今日は特にかっこいいよね！」

環「付喪さんがカッコよすぎで目が……」

2人「「分かる！」」

まさにカオスである。

自由すぎる通形。

話の通じない波動。

人前に出れない天喰。

この3人こそビッグ3の3人でありAファンクラブ副会長である。

ねじれ「今のニヤッて笑った顔とってもかっこいい！」

環「だ、駄目だ！俺には刺激が強すぎる！」

ミリオ「これからAの事しっかり見れないんだなぁ」

ここは動物園か？

3人でここまでうるさいともはや動物園のレベルである。

ミリオ「でもちょっと疲れてそうだね」

ねじれ「休みが無くなっちゃっただもの、疲れてそう」

環「俺が代わりに行ければ……」

ねじれ「なら、A君の落ち着いた時に4人でケーキ屋さんにでも行かない？」

ミリオ「でも確かAは甘いものは」

環「は、波動さんもミリオも落ち着いて。付喪さんは甘いものあんまり好きじゃないから甘くない物を作ればいいんじゃないかな？」

天喰の言葉に2人は賛成した。

ねじれ「甘くないものって？」

環「ノ、ノンシュガークッキーとか？」

ミリオ「激辛ロシアンルーレットとかは？」

ねじれ「中に何を入れるの？」

通形はうんうんと唸っていた。

ミリオ「わさび、カラシ、七味、唐辛子………」

ねじれ「ハバネロとかは？」

環「タバスコとかも良いかも……」

ミリオ「やってみよう！」

その後、3人から渡されたロシアンルーレットクッキーを食べたAが更に頭を悩ます事となるのはまた別のお話。