ビッグ3のお目付け役 (ページ2)

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生徒会長ページ2

Aside
『あれ？今年も1年A組は除籍ですか？』

根津「いいや、相澤くんが体力テストに連れて行っただけさ」

『そうですか。それだけで済むか？』

入学式の最中俺は校長にそう聞いた。

『今年も除籍にならないと良いのですが』

マイク「それじゃあ次は生徒会長の話だ！よく聞けよリスナー諸君！」

山田先生に呼ばれ俺はマイクを貰い生徒達の前まで来た。

『こんにちは皆。雄英生徒会会長の付喪 Aです』

一応の自己紹介をして俺は目の前にいる一年生達を見る。

『うん、良い目をしているね。ならお話は1つだけにしようね。ようこそ雄英高校へ。此処は誰もが夢を追う素敵な高校さ。皆の夢に手が届く事を願って生徒会長のお話を終わりにするよ』

1年生に手を振ってマイクを先生に返した。

『俺はA組を見に行ってきます。あと、お願いします』

根津「うん。任せるのさ！」

『では』

俺は体育館を出た。

？？「死ねぇ！！！」

『(死ね？)』

相澤「まず自分の“最大限”を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

相澤先生がそう言って端末の記録を見せた。

『700メートル以上か。アテナの力を使えばそれくらいかな？』

相澤「そして、君達の体力テストを見守るスペシャルゲストも居る。出て来い」

おや、バレてたか。

それは出て行くしか無さそうだな。

『はぁい』

相澤先生の隣なフワッと降り立つ。

相澤「自己紹介してやれ。お前の後輩になるかもしれないヤツらが居るかもしれないからな」

『えぇ、えぇ。皆、こんにちは。俺は3年の付喪 Aだよ。よろしくね』

相澤「こんな見た目だがこの学校の生徒会長だ」

1年生「「「「「えぇ！！！？？？」」」」」

こんなって。

『先生にこんなって言われたくありませ〜んよ』

ニコニコ笑いながら相澤先生の方を見る。

1年生はカタカタと震えていた。

俺なんか悪い事言ったかな？