少しの我が儘/gn ページ9
『お風呂あがったよーってなにしてんの…』
「いや、なんかさ良さそうな企画思いついたから忘れないうちにパソコンに入れとこうと思って」
『早く髪乾かしなよ。風邪引くよ?髪乾かす数分くらい覚えてられるでしょ?』
「いやーそうなんだけどさーめんどくさいんだよな…あ、何?もしかしてAが乾かしてくれるの?」
心配で髪を乾かしたら?と提案しただけなのになぜかニヤっと笑って私に問いかけてくる言。自分でやりなよと思いつつも一応言に問いかけてみる。
『え、私がやるの?』
「ついでだと思ってやってよ」
『えぇ…まあ別にいいけど…』
「うわ、誰かに髪乾かしてもらうとか何年ぶりだろ」
『私も他人の髪乾かすのとか久しぶりだ』
「なんか緊張する」
『そんなこと言わないでよ私もなんか緊張しちゃうじゃん』
「えぇ、なんかごめん」
なぜか互いに緊張しつつもそっと言の髪に触れてドライヤーを始める。
『大丈夫?熱くない?』
「全然大丈夫」
『ほんと?ならよかった』
ドライヤーの風に声がかきけされないように2人とも気持ち大きめの声でしゃべっているのがなんだかくすぐったい。そんなことを言のふわっとした髪をさわりながら思った。
『はい、できたよ』
「ありがとう」
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シラユキ。(プロフ) - Sさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しい限りです。東兄弟のお話ですね。了解しました。遅くなるかもしれませんが書こうと思います! (4月5日 14時) (レス) id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
S - 問ちゃんとのお話、とても面白く問ちゃんっぽくて、とても良かったです!東兄弟のお話をもっとたくさん読みたいです。もしよろしければよろしくお願いします! (4月4日 21時) (レス) @page6 id: 5888c9980a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルタイル | 作成日時:2024年3月27日 14時