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しばらく時間が経った頃、家の扉が開いた音がした。
『ただーいま』
「おかえりー」
『めっちゃ疲れたわ。帰りたいなら帰りたいって言ってくれたならいいのになーんでコンビニ行ってくる!っで帰っちゃったかな…』
「それはマジでやばい。ちゃんと明日注意しときなね?」
『まず本当に帰ったかの確認だな。私が終わらせたときはまだ戻ってきてなかったけど今は戻ってきてるかもだし。あと、私まだブータンのコンビニ行った説推してるから。』
「それは絶対ない。あ、てかご飯食べた?」
『まだ食べてなーい。食べたーい。お腹すいたー』
「はいはい。そう言うと思って作ってあるから。温めとくから着替えたりしてきな?」
『やった。ありがと、駿貴』
ご飯やら片付けやらなんやら済ませたあと落ち着いたのかAはソファでうとうとしていた。俺的には疲れているだろうしこのまま寝てほしいが、ソファで寝ると体がバキバキになってしまうからここで寝かせるわけにはいかない。
「お姉さん、寝るならベッドで寝な?体痛めるよ?」
『眠いから動けなーい』
「わかったから。行くよ」
『え、うわ、ちょっと待ってよ!』
軽口を叩く彼女を無視しながら姫抱きをし、寝室へと連れていく。心配したんだから少し強めに抱き締めて寝てもいいだろう。
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「やっぱりなんかAがいないと落ち着かないわ」
『えー?駿貴私のこと大好きじゃん』
「そりゃあ離したくないって思うくらいだからね」
『ちょっ、なんでそんなこと急に言うのよ。照れるじゃん』
「えー照れちゃうAかわいー」
『ねえもう黙って!』
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シラユキ。(プロフ) - Sさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しい限りです。東兄弟のお話ですね。了解しました。遅くなるかもしれませんが書こうと思います! (4月5日 14時) (レス) id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
S - 問ちゃんとのお話、とても面白く問ちゃんっぽくて、とても良かったです!東兄弟のお話をもっとたくさん読みたいです。もしよろしければよろしくお願いします! (4月4日 21時) (レス) @page6 id: 5888c9980a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルタイル | 作成日時:2024年3月27日 14時