第449話 “ダークフェニックス” ページ50
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「分身ディフェンス！」
円堂に渡ったボールを、風丸が即座に奪った。
「俺達は、最強の力を手に入れたんだ！ 見せてやる、最強の必殺シュートを！」
風丸が前線へと攻め上がる。
「染岡！睦月！」
同じく前線へと攻め上がっていた二人が、風丸と共にボールを高く蹴り上げた。
「“ダークフェニックス”！！！」
凄まじい威力を放ったシュートが、立向居へと迫る──
「“ムゲン・ザ・ハンド”────！！ぐっ……！！今までのとは桁違いのパワーだ………ッ！」
「フッ、無駄だ」
風丸がニヤッと笑った。立向居のムゲン・ザ・ハンドを打ち砕き、三人のダークフェニックスは、雷門のゴールに突き刺さった。またもダークエンペラーズが勝ち越した。
「どうだ、円堂！俺たちは──誰にも負けない！」
風丸が円堂たちの方を振り向きながら笑った。
ダークエンペラーズの反撃が始まった。風丸、栗松、宍戸の三人による連携シュート、“トリプルブースト”が、立向居めがけて打ち込まれると、その前に鬼道たちが立ちふさがった。
「これ以上の得点を許すな！！守り抜くんだ！！」
「おう！！」
鬼道、土門の二人がかりでなんとかシュートを止めたが、二人はかなりのダメージを受けている様子だった。
ダークエンペラーズの強烈なシュートに、雷門イレブンのみんなは次々と倒れていく。
そして、雷門のみんなが体を張って防ぎ、弾かれたボールは、またAに渡った。
「睦月、やめろ────！」
豪炎寺が叫んだが、Aはボールを力強く打ち込んだ。
「行かせやしないぞ！！」
今度は一之瀬が、体を張ってAのシュートを防いだ。ボールがフィールドの外に転がると、ベンチにいたリカは立ち上がった。
「もう我慢できひん！ウチが出る！！ ダーリン！！」
「来るなリカ！！」
「っ！！」
一之瀬はゆっくりと体を起こした。
「っ……俺達なら大丈夫だ！！ 来るな！！」
「ダーリン………」
試合再開後、またもダークエンペラーズの猛攻が続いた。
松野と半田の“レボリューションᐯ”をかろうじて防いだゴール前の円堂が吹き飛ばされると、風丸はニヤッと笑い、ボールをAに回した。
「もう邪魔する者はいない！！ 行け、睦月！」
パスを受けたAは、ゴール前でシュート技の構えを取っていた。
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無名(プロフ) - 鮭の神様(元 レオ)さん» こちらでもお褒めの言葉ありがとうございます！😭🙏嬉しいです〜〜〜更新頑張ります😭💪🏻ありがとうございます〜！ (2022年11月15日 18時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - 設定資料の方にもコメントさせてもらいました！ドキドキしながら読ませてもらっています……😇無理せず頑張ってください！！ (2022年11月15日 18時) (レス) id: 8332330280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年11月4日 7時
