第419話 負けてられないぜ ページ20
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ヒートへのパスを、ここで鬼道がうまくカットした。
前線のフォワード、豪炎寺、Aにはマークがついている。鬼道は、フリーだったアフロディにパスを繋いだ。
「アフロディ！」
「“ヘブンズ・タイム”！」
もう一度アフロディが技を試すが、またもネッパーにボールを取られてしまった。
「ヘブンズ・タイムが通じない…！」
円堂が抜かれ、バーンへとパスが回る。ゴール前、バーンはフリーだ。
「ジェネシスの称号は、俺達にこそ相応しい！それを証明してやるぜ！！──“アトミックフレア”！！」
バーンの必殺シュートが、立向居めがけて向かっていく。
「今度こそ！！“マジン・ザ・ハンド”！！」
またも立向居のマジン・ザ・ハンドは破られ、ゴールが決まってしまった。
「立向居！！」
その後も、ガゼルとバーンによる猛攻が止まらない。
ディフェンス陣のマークを抜けることも、そう容易くはなかった。
二人のシュートは強烈で、立向居のマジン・ザ・ハンドでは通用しなかった。
気がつけば、点差は0対10となってしまった。
「駄目だ…！これじゃ立向居が持たない！」
「これで終わりだ！紅蓮の炎で焼き尽くしてやる！！」
バーンにまたもパスが回った。立向居はすでに疲弊している。
「“アトミックフレア”！！」
その時、円堂が立向居の前に立った。
「ったああっ！“メガトンヘッド”！！」
円堂の編み出した必殺技、メガトンヘッドが、バーンのシュートをなんとか弾き返し、カットした。
しかしシュートをまともに食らい、円堂は地面に倒れ込んだ。
「円堂くん…！」
「円堂！！」
「大丈夫か、円堂！？」
「大丈夫だ……これくらい、なんでもない！」
円堂がゆっくり立ち上がり、明るく笑ってみせた。
「よし！俺達も負けてられないぜ！」
「これ以上、点はやらないッス！」
円堂に触発され、みんなの流れが変わった。
カオスの必殺技を、壁山のザ・ウォールや、木暮の旋風陣でがっちりと防いだ。
「よし！俺達も点を入れていくぞ！」
「おう！！」
一之瀬の言葉に、みんなが頷いた。
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第420話 リズムを狂わす休止符→←第418話 カオスの実力
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無名(プロフ) - 鮭の神様(元 レオ)さん» こちらでもお褒めの言葉ありがとうございます！😭🙏嬉しいです〜〜〜更新頑張ります😭💪🏻ありがとうございます〜！ (2022年11月15日 18時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - 設定資料の方にもコメントさせてもらいました！ドキドキしながら読ませてもらっています……😇無理せず頑張ってください！！ (2022年11月15日 18時) (レス) id: 8332330280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年11月4日 7時
