第032話 それでも見たいか？ ページ33
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「野生中相手に、新・必殺技も無しにどうやって戦うんだよ」
ラーメンを夢中ですする円堂に向かって、風丸が困り果てた顔で聞いた。円堂は顔を上げた。
「俺はみんなを信じる！」
「はぁ？」
「たとえ新・必殺技がなくたって、やってくれるよ！思い出せよ。俺達、イナズマイレブンになるんだぜ！」
鬼瓦おじさんが視線だけを円堂にちらりと向けた。
「伸びるぞ、ラーメン」
「あ、やべっ……」
「イナズマイレブンか……」
豪炎寺が呟いた。
「はぁ……じいちゃんたち、どんな必殺技持ってたんだろ……知りたいなぁ……」
「イナズマイレブンの秘伝書がある」
頬杖をついてつぶやく円堂に、響木さんがいった。
「へー、秘伝書なんてあるんだ」
「なーに書いてあるんだろ……」
風丸と円堂が呟き、少し経ってからガタンと立ち上がった。
「えぇーっ！？秘伝書だって！？」
「ノートじゃないの！？すご技特訓ノートなら俺んちにあるよ！？」
「ノートは秘伝書の一部に過ぎん」
響木さんは振り向き、円堂を見た。
「お前、円堂大介の孫か？」
「うん！」
「そうか！大介さんの孫か！！」
響木さんは笑った。
「大介さんの孫か！！」
「うわっ！」
おたまを円堂の顔前につきつけると、勢い余って円堂は後ろに倒れ込んだ。
「なにすんだ──！」
響木さんはもう一度おたまを円堂の顔前に突きつけた。
「秘伝書はお前に災いをもたらすかもしれんぞ。それでも見たいか？」
「ああ！」
即答する円堂に、響木さんはニヤッと笑った。
それから、秘伝書が雷門中の、理事長室の金庫の中にあることを円堂たちに教えた。
「でもなんでおじさんがそんなこと知って……」
「すっげぇ！！秘伝書かぁ！！」
Aの疑問を遮って円堂が目を輝かせた。
「明日早速探しに行こうぜ！！豪炎寺、風丸！！睦月！！」
「あ、ああ、そうだな」
風丸が困惑しつつも頷いた。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
