第022話 俺がシュートを決める ページ23
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後半戦が始まった。雷門からのキックオフで試合が始まったが、豪炎寺は開始早々、染岡にパスを出すのではなく、後ろの少林にボールを回した。
「何してんだ！」
「なんでファイアトルネードを打ちにいかないんだよ、豪炎寺！！」
豪炎寺には豪炎寺の考えがあるらしいが、染岡にはそれが伝わらない。
「ちっ、腰抜けめ──少林、こい！」
染岡が走り出した先に、尾刈斗中のディフェンダーふたり組が立ちはだかった。染岡を抑えるつもりのようだ。
「半田さん！」
「──染岡！」
少林が半田にパスを出すと、半田はマークをつけられている染岡にパスを回した。
ボールを取ろうと染岡が前に出たが、ディフェンダーに塞がれ、ボールはフィールドの外へ転がった。
「半田先輩！！なんで豪炎寺先輩にパスしないんですか！！」
「豪炎寺さんノーマークだったのに！！」
「だってあいつにボール回したってシュートしないだろ！！」
一年生たちが半田に文句を言う中、半田は染岡の味方のようだった。
「お前ら、次は決める！黙って俺にパスを出せばいいんだ！」
染岡が言った。一年生たちは顔を見合わせた。
試合が再開し、少林がボールを取った。
「少林、こい！！」
染岡が叫んだが、少林は染岡にパスをしなかった。
「豪炎寺さん！」
「染岡にボールを渡せ、少林！！」
半田が叫んだ。
「だって、染岡さんのシュートじゃ止められてしまいます！」
「やっぱり、豪炎寺さんじゃないと点は取れないでやんす！」
「あいつら……！」
半田が唇を噛んだ。
染岡が前に出て、豪炎寺と並んだ。
「っ、ボールをよこせ！」
「やめろ染岡、確かめたいことがあるんだ！」
「俺がシュートを決める！」
染岡は豪炎寺からボールを奪うと、ゴールに向かって走り出してしまった。
「染岡！！」
「馬鹿な連中だ」
尾刈斗中の幽谷がニヤッとした。
「頼んでもないのに、仲間割れを始めてくれたぜ」
染岡が攻め上がり、ゴールに向かってまたドラゴンクラッシュを放ったが、やはり「歪む空間」によって止められてしまった。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
