第018話 見せてやろうぜ ページ19
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尾刈斗中との試合当日は、どんよりとした曇り空の下で行われた。
「き──キャプテン」
雷門中のグラウンドへ、不気味な雰囲気を放ちながら現れた尾刈斗中に、壁山が怯んだ。
「トイレ行ってきてもいいッスか？」
「またかよ…」
グラウンドの真ん中に向かい合わせに並び、顧問同士が握手をした。
「君が豪炎寺くんですね」
尾刈斗中監督の地木流灰人が、豪炎寺に向かって微笑んだ。
「帝国戦で君が打ったシュート！見せてもらいましたよ。いやはや全く持って素晴らしかった！今日はお手柔らかにお願いしますね──」
「ちょっと待て！」
隣の染岡が不満げに反論した。
「あんた達の相手は豪炎寺じゃない！俺達全員だ！」
「はあ？これは滑稽ですね」
尾刈斗中の監督はニヤッと笑って染岡を見た。
「我々は豪炎寺くんと戦ってみたいから、練習試合を申し込んだのですよ。弱小チームである雷門中など、興味はありません」
「なにッ！」
「やめろ、染岡！」
今にも飛びが掛かりそうな染岡を円堂がなだめた。
「せいぜい豪炎寺くんの足を引っ張らないようにしてくださいね」
そう言い残して去っていく監督を、染岡は睨みつけた。
「言ってくれるじゃねえか……」
「見せてやろうぜ、染岡。お前の必殺シュート！」
「ああ！」
─────
ホイッスルとともに、尾刈斗中のキックオフで試合が始まった。まずは尾刈斗中が攻め上がり、十番の月村がゴール前に上がった。
「来い！」
「くらえ！“ファントムシュート”！」
月村の必殺技が炸裂した。
しかしこれは、円堂が帝国戦で見せた新必殺技、“ゴッドハンド”によって阻まれ得点にはならなかった。
「物にしたんだな、円堂！！」
「へへっ、まあな！」
風丸の言葉に答えながら、円堂はボールを投げた。
「みんな、落ち着いていこうぜ！」
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
