第049話 次の対戦相手 ページ50
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「にしても、これじゃ今日も必殺技の練習は無理でやんすね……」
「必殺技だけがサッカーじゃないさ。肩の力抜いて、みっちり基本練習だ！」
「いててて！力はいりすぎッス！！」
やれやれ、と部員たちが落胆したその時、大型バスが河川敷付近の道路を走り、目の前で止まった。
バスの扉が開き、しっかりした機械が現れた。
「偵察にしちゃ、すごすぎじゃね……？」
「今度こそテレビ局の取材でやんすか？」
「馬鹿、上にあんのレーダーだぞ、レーダー！戦争でもする気かよ」
「あいつらは……」
バスの中から現れた二人の人物を見てAが眉をひそめた。
「なんだ、あいつら？」
「次の対戦相手です！」
春奈がパソコンを持って円堂と豪炎寺の近くまでやってきた。Aは女子たちの群れをなんとかかき分け、同じように彼らのそばに寄った。
「次の対戦相手？」
「御影専農のメンバー。私、データベース作ったんです！今までの記録とか、対戦するかもしれない相手の！それでピンときて！」
春奈がパソコンを開き、円堂たちに画面を見せた。Aは円堂と豪炎寺の間から顔を覗かせ、同じようにデータを見た。
「エースストライカーの下鶴改と、キャプテンでゴールキーパーの杉森威です！」
「徹底的に観察する気でやがるぜ。やな感じだな！」
染岡が言った。
「気にせず行こう。さあ、シュート練習だ──」
豪炎寺が円堂に言ったその時、とんと軽く豪炎寺と肩がぶつかったAは、一瞬心臓が跳ねたような感覚にびくりと肩を揺らした。
肩がぶつかったことに気づいた豪炎寺がAを見た。
「睦月、すまない」
「え！？……あ、ああ！大丈夫だ！頑張れよ！」
Aが慌てて言うと、豪炎寺は一瞬首をひねったが、すぐにグラウンドの方へ走っていった。
みんなが練習を再開し始めると、あの御影専農の彼らがグラウンドまで乱入した。
「あいつ、入ってきやがった……！タイム！みんなストップ！！」
円堂が彼らのもとへ向かった。
「御影専農のキャプテンだよな？練習中にグラウンドに入らないでくれよ！！」
「なぜ必殺技の練習を隠す？」
「えっ？」
杉森の言葉に円堂が目を丸くした。
「今更隠しても無駄だ。既に我々は、君たち全員の能力を解析している」
下鶴が言った。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
