最低な出会い ページ3
*. side Nozomu
『小瀧くーん、おはよう』
『小瀧くん！これ、お菓子作ったの！』
『小瀧くん今日の放課後空いてない？』
朝から色んな女の子が俺の元へやってきて、媚びた声でアピールしてくる。
桃｢ああ、ごめん。今日忙しいから。｣
別に予定なんてないけど、どの子もタイプじゃないし適当に断る。
苦手だなぁ、ガツガツ来る子って。
紫｢朝からモテモテやなぁ、望。｣
桃｢あ、�陲舛磴鸚萓検�｣
後ろから声をかけられて振り向くと、俺の大好きな先生。
優しくて、面白くて、気取らない、すっげーいい人。
紫｢今日忙しいって、その場しのぎで言うたかもしれんけど、ほんまにお仕事あるからな。｣
そう言いながら、プリントを渡された。
『図書委員 登板表』
と書かれたプリント。
今週の日付の横には俺の名前があった。
桃｢ああ〜…俺、図書委員やったっけ…｣
紫｢おいおい、勘弁してや。一緒に当番やる先輩にもそのプリント渡しといて。｣
桃｢ええー？パシリやないっすか！俺、この先輩会ったことないで？｣
紫｢重岡やろ？悪いヤツやないから。俺も忙しいねん、頼まれてくれへん？｣
�陲舛磴鸚萓犬砲�願いってされると、頷かずにはいられなかった。
桃｢…しゃーないなぁ。その代わり、今度ラーメン奢りな。｣
そう言い残して、�陲舛磴鸚萓犬縫Εぅ鵐�した。
桃｢えーっと、2年3組…｣
お目当ての先輩の教室まで行って、ちらっと中を覗いた。
桃｢…あの〜すいません｣
『えっ！？小瀧くん！！？』
『キャー！小瀧くんだ！どうしたの？』
ここでも女の子たちのアツ〜い歓迎を受けて、ちょっとうんざり。
桃｢重岡先輩に用事があって…｣
俺がそう言うと、突然表情が曇る女子たち。
『…重岡？なんで？』
桃｢いや、委員会で…｣
『あ、そうなんだ…』
小さく呟くと、教室の中をチラリと見て意地悪そうに口角を上げた。
『あれ。』
そう言って、指さした先には
ひとりの男子がたくさんの男子生徒に囲まれて、頭からゴミ箱の中身をかけられていた。
異様な光景に怯えながら彼に近づいた。
桃｢…あの、重岡先輩…｣
赤｢…なに？｣
俺を見上げる瞳を直視できなかった。
桃｢…今週、一緒に当番なのでよろしくお願いします！｣
彼の表情を少しも見ずに、
プリントを押し付けて教室を出た。
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パロトコル - 更新待ってます (2016年8月21日 15時) (
レス) id: b4041e8849 (このIDを非表示/違反報告)
鶴丸。(プロフ) - 切ない切ない(;Д;)(;Д;)切ない系大好きですけど、ここまでとは。。。心がぎゅってなります(;Д;)(;Д;) (2016年8月15日 15時) (レス) id: d5bb65c9f1 (このIDを非表示/違反報告)
こたしげloveeeeeee(プロフ) - お気に入り追加しました！更新頑張ってください！ (2016年8月14日 2時) (レス) id: e703a70e5b (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - こ〜ゆ〜お話大好きなんで楽しみにしてます( ; ; )しかもこたしげちゃんで、、、！更新楽しみにしてます｡頑張ってください！！ (2016年8月14日 1時) (レス) id: 3dbd52da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：常田 | 作成日時：2016年8月14日 0時
