Episode 9 ［19］ ページ39
ー警察side(古森視点)ー
赤葦が口を開いたので一斉に赤葦の方に視線をやる。
古「赤葦？」
俺は赤葦に声をかける、赤葦は無表情で
赤「Aの元に、行かせてください。」
そう言うと
岩「ダメだ。」
岩泉さんは、赤葦の方に向かう。
そして、赤葦に視線を合わせ
岩「危険だ。」
3単語であったが、岩泉さんの言葉は真剣そのもので、説得力があった。
佐久早は木葉さんの話を聞きながら、赤ペンをいじってるが、こいつ以外は岩泉さんの方を見ていた。
でも、彼は違う。
彼はふっと笑い、口を開いた。
赤「大丈夫です。」
赤葦は無言で出口の方に向かう。
それを見た岩泉さんは赤葦を止めようと、赤葦の肩を掴む。
しかし、赤葦は岩泉さんの手を払い除けて
赤「俺は、Aと約束したんです。」
赤「俺はAの殺しを見せて欲しいという約束と」
赤「Aは出口まで行ったら俺を殺してもらうこと。」
赤「どうでもいいかもしれませんが、この約束があるから、俺達はここまで2人で生きてこられた。」
赤「とても、大切なんです。」
まるで愛しいような、楽しそうな顔をした、赤葦は俺達に見せた。
他の人達に赤葦はどう見えてるのだろう。少なくとも、俺は
赤葦に異様な恐怖しか湧かなかった
なんだ、この恐怖は？
まるで、その目は
俺は肩に手を置かれ、体をビクッとさせる。
振り返ると、佐久早が虚ろの目で俺に･･････
佐「へーじょうしん。」
古「わ、わりぃ････」
やっぱ、さすが佐久早だな。
すぐ、気づく。
そして、佐久早は去る際に、俺に耳打ちをした。
佐「安心しろ、俺もお前と同じ気持ちだ。」
その言葉で俺は心の中で、安心すると、赤葦はさっさと、部屋から出ていってしまった。
古「っ！？俺追います！岩泉さんは牛島さんに聴取をしていてください！」
俺は急いで赤葦を追った。
俺の相棒が、待てよ！と言ったのも聞こえずに･･････
古「おい！赤葦待てよ！少なくとも俺はAに会うまで、お前を･･･！」
赤葦の姿を見つける。
B2に向かう、エレベーターの中で俺は赤葦に話しかけるが、返事がない。
B2に着くと、赤葦は足速に、中に入っていく。
古「なぁ！赤葦ってば！」
俺も中に入っていったその時。
首に謎の違和感。
この感覚は･･････！
どんどんと、それが食い込んでいく。目の前が段々と滲んでいき、目の前が真っ暗になった。
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くにみん大好き塩キャラメル - くにみんが知らないうちに死んじゃった…悲しい… (2020年12月13日 1時) (
レス) id: 902c1771ca (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - すみません、今日あげられそうです。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: e84de35299 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！更新楽しみに待ってます！！！ (2020年5月22日 3時) (レス) id: 8d53c0d4bc (このIDを非表示/違反報告)
Jelove(プロフ) - すごい面白いです、、更新楽しみにしています◎ (2020年1月29日 18時) (レス) id: b2ab68e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 一気見してしまった....!!!!!更新頑張ってください!応援してます!! (2020年1月19日 16時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2019年7月23日 22時
