Episode Origin［6］ ページ26
私はこくり。と頷くと、友達らしき人に
心配だから保健室に連れていくよ。と言って、私は保健室に連れていかれた。
｢貧血ね、それと睡眠不足。｣
今は成長期なんだから、寝ないとダメよ？と保健室の先生にそう言われ、次の授業は休んだ。
休んで、教室に戻る途中、彼に出会った。
向こうが、あっ。と言って、大丈夫？と私の顔を覗いた。
私は頷くと、よかった。と言って笑う。
私はスマフォを取り出して
『本当、迷惑かけてすみませんでした。』
？｢いいよ、えっと……｣
『霧崎Aって言います。』
大｢霧崎ちゃん、大丈夫だよ。俺は大将優って言うんだ、よろしく。でも、流石に落ちてきた時はびっくりしたかなぁ〜。｣
ニヤッと笑う大将さん。
私も釣られて笑ってしまった。
それ以来、彼と話すのが多くなった。
彼はバレー部という事、そして進学先のこと。色々と聞けた。
私も彼に言える範囲のことは言った。
毎日楽しかった、けど彼は卒業してしまった。
また、話せますか？と聞くと、もちろんだよ。と言ってくれた。
嬉しかった。
そして、さらに嬉しかったこと。
私の部屋で無理矢理抱いてきた彼は、あの日以来来なくなったのか、夜眠れるようになった。
私も無事、勉学に集中できて、2年生に慣れた頃。
大将さんと久しぶりに話したくなった。
彼は卒業式の日に私とツーショット写真を撮って、写真を送るためにSNSで繋がったぐらいだ。
学校が違う今、話す機会がなかったので喋りたかった。
気がつくと、足は彼の学校の方に向かっていて、電車に乗って彼の学校、戸美学園についた。
彼が出てくるのを待とう、と思ったけどもう帰ってるかもしれない。
でも、何となく待とう。そう思って校門から少し離れたところの壁に寄りかかっていると、見たことある髪色の男子生徒がでてきた。
大将さんだ。そう思って駆け寄ろうとしたが
隣に女子がいた。
楽しそうに会話をしている。
笑顔、笑い声、そして手を繋ぎ合ってる。
何となく察してしまった
そして1番聞きたくない言葉まで聞いてしまった
美｢優って他の人にも優しいよね｣
大｢あぁ、バレーの癖でさ。とりあえず優しくしとけば……
他人からの評価はいいじゃん？だから、あと何しようが別に俺の勝手だしね。｣
美｢優性格悪いー！｣
大｢まぁ！俺が本当に優しくするのは美香ちゃんだけだから！｣
そう言って声が遠ざかった。
私はその場でペタンと地面に足をつけた。
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くにみん大好き塩キャラメル - くにみんが知らないうちに死んじゃった…悲しい… (2020年12月13日 1時) (
レス) id: 902c1771ca (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - すみません、今日あげられそうです。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: e84de35299 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！更新楽しみに待ってます！！！ (2020年5月22日 3時) (レス) id: 8d53c0d4bc (このIDを非表示/違反報告)
Jelove(プロフ) - すごい面白いです、、更新楽しみにしています◎ (2020年1月29日 18時) (レス) id: b2ab68e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 一気見してしまった....!!!!!更新頑張ってください!応援してます!! (2020年1月19日 16時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2019年7月23日 22時
