Episode Origin［1］ ページ21
幼い頃に、親に捨てられて死にかけたせいで声が出なかった。
そのせいで他の人と馴染めず、さらには引き取られた家の人からも気味悪がられた。
友達も何もかもいなかった当時の小学六年生の私には人気のない公園で雲を流れを見て、気持ちを安心させていた。
そんないつもの日々を過ごしていたら、知らないおじさんに声をかけられた。
｢少し話をしないかい？｣
おじさんに一方的に話しかけられ、私はおじさんが悪い人には見えなかったので
おじさんに話しかけられてから、私はスマフォで事情を話した。
家のこと、同級のせいのこと
そして、親のこと。
そうするとおじさんは優しく微笑み
｢実はおじさんね、君の遠い親戚に当たるんだ。そんなに大きく悩んでたなんて知らなかったよ。
もし、君が良ければおじさんと一緒に住まないか？｣
私はおじさんの顔をじっとみた。
正直言うと、優しい印象。
そして何より、私にこんなに優しくしてくれた人は病院の看護師さんとお医者さん以外されたことがなくて
目から涙がボロボロと零れてしまった。
涙を零しながらも、首を縦に振ると、
おじさんは私の頭をポンポンした。
それから私はおじさんに引き取られた。
どうやら遠い親戚なのは本当のようで、親戚も驚いた顔をしていた。
なぜ、私を引き取るかどうかの時にいなかったんだ？と聞かれた時も
｢あいにく、私は医師の仕事をやっておりまして、その日は緊急のオペが入ってしまい行けれませんでした。｣と語っていた
そして、家に着くと2人で暮らすには勿体ない大きな家だった。
私は、広い家ですね。とおじさんに言うと、おじさんは私に目線を合わせてこう言った
｢私は医者であり、とある施設の運営もしているんだ。だから、忙しくてここには帰ってこられない日が続く。それでも……いいかい？｣
私はゆっくりとスマフォを開いて見せた。
『一人は慣れてますので、大丈夫ですよ。お仕事頑張ってください。』
その日から、私はほぼ1人暮らしをした。
お金ならあるから好きに使いなさい。と言われたが、たくさん使うのもあれなので本当に使う分だけしか使ってない。
そして、私は中学一年生になった。
相変わらず周囲に馴染めず、クラスで1人浮いていたがそれも慣れてしまった時。
その日は丁度三者懇談の週で学校も午前中で終わるという週だった。
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Origin(オリジン)
その人が普通もしくは異常者になったのかの原点
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くにみん大好き塩キャラメル - くにみんが知らないうちに死んじゃった…悲しい… (2020年12月13日 1時) (
レス) id: 902c1771ca (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - すみません、今日あげられそうです。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: e84de35299 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！更新楽しみに待ってます！！！ (2020年5月22日 3時) (レス) id: 8d53c0d4bc (このIDを非表示/違反報告)
Jelove(プロフ) - すごい面白いです、、更新楽しみにしています◎ (2020年1月29日 18時) (レス) id: b2ab68e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 一気見してしまった....!!!!!更新頑張ってください!応援してます!! (2020年1月19日 16時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2019年7月23日 22時
