Episode 9 ［2］ ページ12
まずエレベーターの右側にあった部屋をあけたら、そこはリビングだった。
机の上に本が置いてあった。
中身を見るとそれは日記のようだった。
【7月14日 友人達とその女達と丁度戸美の近くを通ったら、カフェにいた髪の綺麗な大人びた子がいた。俺はそれだけで釘付けにされていた。】
【身長は小さくて、その切れ長の目は彼女の持っている本に釘つけになっていて、時々見せる笑顔に俺はさらに釘付けになってしまった。】
【ずっと見ていると、女が俺に"何見てんのー？"と言って邪魔する。だが俺はずっと見てると、彼女は時折俺の視線に気づいたのか、俺の方に視線を向けキョロキョロして、頭にはてなを浮かべて再び本に視線を向けた。その姿を見るだけでも愛しくて愛しくて……俺は気がつくと、彼女の後をつけていた。】
【彼女の家は梟谷の近くにあった。そしてわかったことがある。彼女の中学校は俺の通っている中学の近くにあったこと、彼女の歳、クラス、部活、そして過去。そんな彼女がとてつもなく愛しくて愛しくてたまらなくなって、俺は気がつくと………………】
その後の文字が字が潰れていて読めなかった。
この彼女って…………
私｢……まさかね。｣
私は日記を閉じた。
他に何かないかと、電話の近くにあった電話帳に写真が入っていた。
私｢……………………！｣
写真は……私の寝顔の写真で、誰かの手が私の頬を愛しく触っているように見えた。
………そういえば、この頃だったかな。変なことがあり始めてあまり寝れなくなったのは。
あれ？なんであまり寝れなくなったんだっけ？
あまり寝れなくなったのは覚えてるんだけど、その後は……？
ズキン
痛い。また頭痛が……
私は写真を元の場所に戻した。
そして部屋を出ようとした瞬間、扉が開いて、茶髪の人と私がぶつかったって尻もちを着いた。
？｢あれ？A……！ここに来てたのか！｣
2人組の男の人が私を見下ろしていた。
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くにみん大好き塩キャラメル - くにみんが知らないうちに死んじゃった…悲しい… (2020年12月13日 1時) (
レス) id: 902c1771ca (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - すみません、今日あげられそうです。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: e84de35299 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！更新楽しみに待ってます！！！ (2020年5月22日 3時) (レス) id: 8d53c0d4bc (このIDを非表示/違反報告)
Jelove(プロフ) - すごい面白いです、、更新楽しみにしています◎ (2020年1月29日 18時) (レス) id: b2ab68e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 一気見してしまった....!!!!!更新頑張ってください!応援してます!! (2020年1月19日 16時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2019年7月23日 22時
