MURDER［12］ ページ13
そして、朝を迎える。
久しぶりに夜の9時に寝たお陰で目がぱっちりしている。
私は美味しい朝ごはんを食べて、鉄郎と一緒に家を出る。
彼は自転車通学だったので、後ろに乗せてってもらった。
黒「友達、出来るといいな。A。」
私「そうだな。」
また嘘をついた。私はそんなものはいらない。
いたって、どうせ裏切られる。そうなったら殺すけど。
私は鉄郎の広い背中に抱きつきながら、そう考えると
黒「何かあったら、俺のクラスに来い。俺は3年3組にいるからな？」
そう言ったので、わかったよ。と言った。
そして、学校に着く。私は鉄郎に付いていき、職員室に入る。まずは担任と少し話して、クラスに向かう。
「クラスはここ、1年3組よ。」
ここで待ってて、そう言って担任だけ教室に入る。
私は聞き耳を立てると、彼女は転校生が来るからみんな仲良くしてね。と言って、入ってきて。と言われたので私は教室に入る。
教室に入ると歓声が湧く。
［美人］とか［モデルさんみたい］とか［色白］とか［胸がでかい］など色んなところから聞こえてきたので、心の中ではうんざりしている。
「自己紹介してもらえるかしら？」
私「宮城県、白鳥沢学園中学校から来ました。神崎Aです。どうぞよろしく。」
そう言い、私は指示された席に座り朝の会が終わってから席の周りにたくさんの人達が集まってきた。
私について色々聞かれたが、適当に対応していると
「Aちゃんって、手も綺麗だよね。」
そう言って私の方に手を伸ばしてきたので
反射的に、手を引っ込めてしまった。
まずいことをしてしまった。
私は色々と考えて
私「ご、ごめんなさい。前の学校にいたあの時から反射的に⋯。」
そう言うと、その子はそっか、ごめんね。と言って謝ってくれた。
これは嘘じゃない。
あの時と言うと、私の事件を起こしたあの日と勘違いする奴がいるだろう。
しかし、私が言ってるのはクラスメイトに身体を傷つけられた時の事を言っている。
それ以来、私は他人に触るのは自分からにしている。
そして、教室がガヤガヤしている時に
私「殺されねぇようにせいぜい頑張れよ。」
誰にも聞こえないようにボソッと呟いた。
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月火 - 楽しみに待っていました！夢主がかっこいいので好きです！更新がんばって下さい。 (2017年8月15日 12時) (
レス) id: 570d2f0ade (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ将軍(プロフ) - 新作待っていました！更新頑張ったください！ (2017年8月13日 17時) (レス) id: 89ea7a1e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2017年8月13日 17時
