MURDER [11] ページ12
宮城から東京までかなりの時間があったため、親戚の車で寝ていたらしく、親戚の人に起こされた。
眠い目を擦りながら、車を降りると手招きされ、家に入る。
「ここが、Aちゃんの家よ。そこで、貴方の従兄弟を紹介するね。」
そう言って大声で、鉄朗!っと呼ぶと2階から音を立てて降りてきた少年がいた。
黒「おっ?来たのか?」
「えぇ。明日から同じ中学校に通ってもらうわよ、鉄朗。わからないこと、困ったことがあったら遠慮せずに鉄朗に聞いてね。」
私ははい。と言うと、あとは頼むわね。と鉄郎に言って仕事に出た。
その後、鉄朗は私の方に近づいてきた。
黒「A⋯だっけ?お前って年齢いくつだ?」
私「⋯⋯今年、13になる。」
黒「てことは、俺より2個下か。」
そうだな。って言って私は近くにあったリモコンを手にし、テレビを付けると
『続いてはこちらのニュースです。宮城県にある有名な進学校、白鳥沢学園中学校で起きた一学年惨殺事件についてです。』
黒「おい、これ見て大丈夫なのかよ?」
私「前までダメだったけど、今はもう平気だ。」
まぁ、前半は嘘だけど
『人類史上最も被害者が出た、この事件なんですがまだ犯人は捕まっていません。そこで街の皆さんに聞いてみました。』
『すっごく怖いですよね。絶対に生き残った人は一生トラウマになると思います。』
『犯人は?まだ捕まってないの?マジで怖い!』
『まだ若いのにね⋯。』
黒「確か、犯人はどういう奴なんだっけ?」
私「体型からして男だと思う。だけど、当時は顔を覆面で隠していたから顔はわからない。」
と、言っておこう。
まぁ、誰も私がやったとは思っていないようだしこんなよくありそうな嘘をついとけば気づかない気づかない。
そう思っていると黒尾は一瞬黙り、そうか。と言った。
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月火 - 楽しみに待っていました!夢主がかっこいいので好きです!更新がんばって下さい。 (2017年8月15日 12時) (レス) id: 570d2f0ade (このIDを非表示/違反報告)
Y将軍(プロフ) - 新作待っていました!更新頑張ったください! (2017年8月13日 17時) (レス) id: 89ea7a1e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェロカ | 作成日時:2017年8月13日 17時