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MURDER [10] ページ11

「生存者がいたぞ!!」


その声で私は眠りから目を覚ますが、寝たフリをしておく。


誰かが私を持ち上げて


神崎、おい。神崎起きてくれ!と私の頬を叩いたので、私は起きた。


目を開けると先生がいた。


私「先⋯⋯生⋯?」


「神崎、大丈夫か!?よかった、お前だけでも無事で!!」


痛い所はあるか?そう言われたので、頭が痛いです。と答えた。


そして、私は救急車に運ばれて病院で検査を受けた。


診察結果は脳震盪だと言われて、1週間だけ入院することになった。


そこで、何人もマスコミが来て取材を受けたが私は適当に





私「知らない男の人が来て、次々にクラスメイトを斬殺したので私は見つからないようにロッカーに隠れたら、いきなり爆発音が聞こえてそこから意識を失った。」


と答えた。


警察も来たので、色々と辻褄が合うように話す。


「そっか、じゃあ君は犯人の顔は覆面で覆われてたからわからなかったんだね。」


私「はい。だから、体格見てガッチリしてたので男の人かな。と勝手に判断して見つからないようにロッカーに隠れました。」


「そして、爆弾の大きな音で脳震盪を起こしてに気を失ったんだね。」


私「はい。本当に何も情報を持ってなくてごめんなさい。」


「大丈夫だよ。君が生きてるだけでよかったんだから。」


私「それならよかったです。⋯それよりも私は早く退院して家に帰りたいです。」


そうわざと家の話を話題に触れると警察官達は難しい顔になり、こう言った。


「実は、白鳥沢学園中学第一学年惨殺事件が起こった同日に君の家は大火事になり、近くの家が6軒燃えてね。


君のお母さん、義理の姉兄達は亡くなってしまったよ。」


そう言ったので、私は泣いて


私「⋯私は⋯⋯⋯どうなるんですか?」


「親戚が君を引き取ってくれるそうだ。だが、場所は東京都の音駒中学校でこの地から離れてしまうことになるけどね。」


そう言われたので、私はわかりました。とそう言った。









そして、退院当日。親戚の人が私の所に来てくれた。


母とは違ってとても優しそうな、夫婦だった。


私は病院から出ようとすると、牛島さんが私を待っていた。


牛「A。転校するんだってな。」


私「⋯はい。東京の方に⋯。」


牛「元気でいろ。いつでも戻ってこい。」


そう言って、牛島さんは私を見届けてくれたので私もお元気で。と言ったあと、小さく



私「楽しく殺人を向こうでもやりますよ。」


と呟いて笑った

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月火 - 楽しみに待っていました!夢主がかっこいいので好きです!更新がんばって下さい。 (2017年8月15日 12時) (レス) id: 570d2f0ade (このIDを非表示/違反報告)
Y将軍(プロフ) - 新作待っていました!更新頑張ったください! (2017年8月13日 17時) (レス) id: 89ea7a1e78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フェロカ | 作成日時:2017年8月13日 17時

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