MURDER [1] ページ2
私「⋯⋯⋯⋯っ⋯。」
朝⋯⋯。もう朝なんだ。
時計を見ると午前七時ぴったりを指している。
私「早く、支度しなきゃ。」
早く行かないと⋯⋯⋯大変なことになる。
急いで制服を来て、下の階に降りると
『バシッ!!』
「遅い。早く食べないと片付けられないって言ったよね?」
朝起きたら、いきなり母親に殴られる。
そして他の義理の姉兄より少ない朝ごはんを食べ、学校に行く。
これが一日の始まりだった。
でも、学校に行けばまだ家よりもマシになる。
「おはよーA。」
私「おはよう。」
いつもの3人が私を出迎えてくれる。
友達というものが出来たので学校にいる時だけ、家のことを忘れることが出来る。
「今日の宿題、クソ難しくなかった?アタシ、ほぼ赤ペンなんだけど。」
「わかるー、ウチもほぼ赤ペンだよ。ほら。」
「みんな同じような感じ?⋯まぁ、Aは違うよね?」
私「わ、私もわからない所があったからほぼ赤ペンだよ。ほら。」
そう言ったので宿題を見せると
「おっ、アタシらと同じじゃーん。でも、出来なかった所は何回もやってんでしょ?」
私「う、うん。やらないと怒られるから⋯⋯。」
そう言って笑う
「あーそうだったね。Aの家、すっごく厳しいもんね。」
「確か⋯⋯父親東大卒で、上の姉兄達もすっごく頭いいんだっけ?」
私「う、うん。だから、恥ずかしくないように。って言われてやってるの。」
そう言う会話をしてるとあっという間に1日は終わる。
「じゃあねー、A。また明日。」
「バイバーイ。」
3人にそう言われ、私は家に帰る。
やだな⋯⋯家に帰るの。
また、あの地獄が待ってる。
私は腕時計を見て、時間が無いことに気づき全速力で家まで帰る。
そして
私「ただいま。」
そう言うと、やっぱり鬼の形相で殴られた。
「あんた、時間すぎてんだよ!!さっさと勉強しなさい。遅刻した分は3分。いつもの8時間+3時間やりなさいよ!!」
そう言って母親はリビングに入った。
そして、机の上にある問題集を開き
勉強を始める。
そして、いつもより3時間多い勉強を終わり、ふと時間を見ると午前3時。
私「もう寝なきゃ⋯⋯」
そう言って私は静かに風呂に入り
こんな家、無くなってしまえばいいのに。と思いながら
眠りについた。
67人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月火 - 楽しみに待っていました!夢主がかっこいいので好きです!更新がんばって下さい。 (2017年8月15日 12時) (レス) id: 570d2f0ade (このIDを非表示/違反報告)
Y将軍(プロフ) - 新作待っていました!更新頑張ったください! (2017年8月13日 17時) (レス) id: 89ea7a1e78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フェロカ | 作成日時:2017年8月13日 17時