DESPAIR 7 ページ7
廊下に逃げる
でも、良かった。走ることがNG行動だったらアイツに捕まって死んでたかもしれねぇし。
そう思って走り続けるが、私にでも体力というものがあるので
空いてる部屋に逃げ込んだ。そして、鍵を閉め気配を消した
私「・・・・・・」
耳を済ますと
『コンコン』とノックが鳴った
私は身体を震わせたが、俺だよ、赤葦。とあいつの声が聞こえたので扉を開ける。
赤「やっぱりここか。ここAのお気に入りの場所だもんね」
私「あぁ...って二口もいるのか」
二「なんだよ、悪いかよ。」
私「いや、よく赤葦についてきたなと思ってな」
実は二口は赤葦と木葉に深い恨みがある。
事情はよくわからないが、記憶を消された原因の一つがそいつらのせいと言われている。
赤「でも、二口のお陰で助かったよ。ありがとう」
赤葦が少し笑うと二口は
二「うっせぇ!あれは気まぐれだからな!もう助けてやんねぇかもしれねぇぞ!」
と無愛想に言った
私「なんだ、お前術使わなかったのか?」
術師なのに。と赤葦にそう言うと
赤「......あぁ。NG行動にされた。」
と言ってNG行動を見せる
そこには『才能を使う』と書かれている
私「うわ、キツイな。と思ったけどお前チートの才能だもんな。それをNG行動にされてもおかしくねぇわ。」
赤「まぁでも、術がなくても俺は大丈夫だから。」
赤葦は私にほほ笑みかけると
二「あ?そんな事言うと助けてやんねーぞ!」
怒ってる二口に対し
赤「二口こそ何?あの術。全然なってないじゃん。やっぱり呪術専門と全部専門の俺とは少し違うってことが分かったよ」
二「なんだと!!てめぇ、ぶっ殺されたいか!!」
ヒートアップしてるので、私はその2人を止めた
私「そうだ、赤葦。お前私にNG行動を晒しまったけど、いいのか?」
赤「いいよ。だって、信用してるからねAの事は。」
てか、二口は俺のNG行動を察してたの?と聞く赤葦
二「俺は何となく察したな。だって、Aが殺されそうになった時、お前だったら金縛りの術とか煙幕の術やる筈なのに、消火器を使って煙幕を作ったから
俺はあっ、こいつNG行動って術を使うことか?って察したんだよ。」
だから、お前が会長に捕まりそうになったところを俺は得意の呪術でなんとかアイツらの動きを封じたわけ。と二口はふてぶてしく言う
私「ちょっと待て、呪術って...殺してないだろうな。」
そう言うと二口はさぁな?と言った
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黄葉 葉華 - ごのはさぁーん!!!!!! (2018年3月20日 17時) (レス) id: 4ea49a173b (このIDを非表示/違反報告)
☆ - とても面白いです!あと、□が全くわかりません、もしよければヒントをお願いします!更新、頑張ってください (2017年4月3日 22時) (レス) id: cb52ce9e55 (このIDを非表示/違反報告)
ミラクルゲスガール - この作品を見ていつもドキドキさせて貰っています(*^^*)更新ファイトですo(^▽^)o (2017年4月1日 9時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
りぃにゃん(プロフ) - ■と□が全く分からないです汗更新楽しみにします!頑張ってください!! (2017年4月1日 1時) (レス) id: 44e88fefbd (このIDを非表示/違反報告)
まめ丸(プロフ) - 読めるのを毎回楽しみにしてます!最新頑張ってください! (2017年3月24日 13時) (レス) id: e76f8af672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェロカ | 作成日時:2016年12月11日 0時