Despair School ─ THE LAST STAGE─【ハイキュー】

DESPAIR 48 ページ48

目を覚まし、軽く周りを見てみると


みんな殺されていないようで次々と起きていく


赤「てか、なんでバングルしてない佐久早まで起きたの？」


そう言えば


佐「俺だってわかんねーよ。
ただ、お前らが寝ていく中俺は絶望の正体を見てやると思ったら急に意識が無くなったんだよ。」


不機嫌にそう言うと、モニターが付いた


及『おやおや、不機嫌な佐久早君。どうしたの？』


佐「どうしたのじゃねぇよ。なんで俺は眠らされたんだよ。」


及川はあー。と言って


及『夜時間は絶望様の時間だから、君が起きてると襲撃先もわかっちゃうし、絶望様の正体もわかっちゃうじゃん？だから、麻酔針で眠らせたの。』


てかさ、もう襲撃されてる人いるよ？早く見ないの？


と及川はそう言ってモニターから消えた、その時


二「うぉっ！？」


と二口の変な叫び声の先には









身体の全て傷がボロボロになっていて心臓にナイフが刺さっている、月島の死体があった


みんなが、月島の死体に集まっていく中


私「？」


ある人物に目がいった


私「いつまで、寝てるんだよ。」


私は身体を揺らすと、その身体は仰向けになった


⋯⋯⋯⋯⋯えっ。


私は自分の目を疑った


私「嘘だよな⋯⋯？嘘だよな⋯！？


なぁ、起きてくれよ！！！！」


私の大声で、私の方に集まる


赤「嘘だろ！？ＮG行動！！」


二「おい、A。落ち着けよ。」


私「落ち着けるわけねぇだろ！


だって、さっきまで生きてたんだぞ！？


さっきまで私と話してたんだぞ！？


さっきまで





私を抱きしめた、黒尾が死んでんだぞ！？」


訳が分からねぇよ！！なぁ、教えてくれよ！！と言うと佐久早は


佐「死んだ原因。それは【神崎Aが生存したまま4回目のタイムリミットを迎える】というＮG行動を犯して死んだ。それだけだ。」


なんだよ、それ


私「どうして言ってくれなかったんだよ！！！黒尾！！！」


私は別にいいんだよ。自分が死んだって


なのに、なのに、最後まで


私「お節介なんだよ、黒尾。」


私は気がつくと大粒の涙を流していた


そして、モニターに及川の顔が映し出した


及『えー生存者が7人になったので


これから一定時間後お懐かしの学級裁判を始めます。


絶望との最後の戦い。楽しみにしてるよー。』


そう言って画面から消えた









私「学級裁判。」


私はそう呟いて、黒尾に流れてる血を手で拭いた

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