DESPAIR 23 ページ23
瀬見と別れ、元にいた場所に戻ろうとすると
何やら嗅ぎなれた臭いがした。
ゆっくりと臭いの元に近づいて行くと
そこにあったのは
同級生だった、谷地の死体が発見した。
谷地の死体は半分が紫色になっていたのでNG死だという事がわかる。
そして、苦しんで悲しいんで死んだ事もわかった。
私は谷地のバングルを見るとそこに書かれていたのは【超高校級の絶望の正体を知る】
私「なんだと!?」
私はそのバングルを見て驚いた
つまり、谷地は絶望の正体を知って死んだ。
重要な手掛かりを持って死んだのだ。
何か、ダイイングメッセージは無いか。と周りを探してみるが何も無いがとある疑問が浮かび上がってきた
あれ?
私「どうやって、絶望の正体を知ったんだ?」
谷地の周りには特に何も無い。つまり、これは
絶望に関する物を調べたら、絶望関係の書類などが見つかるはずだが、谷地はそれを見ていない。いや、見つけてはいなかった。ってことになる
じゃあ、可能性が高いのは⋯⋯
私「絶望が自ら絶望と谷地に名乗った?」
もしそうなら超高校級の絶望のNG行動は【自らの正体をバラス】ではない事が分かる。
そう思って、拳を握りしめ。
そして、私はそっと谷地の頬を触る
私「⋯⋯⋯ごめんな。助けられなくて」
そう言うと私はあの時の谷地の発言を思い出した
『Aが、イカれてる殺人鬼だから?』
『だってそうじゃん!!Aは悲しみもせず、黙々と死んじゃった人達を調べたりして...Aには悲しいっていう気持ちはないの?もしかして、それをやってるのはただ自分が生き残りたいからやってるだけ?』
そうだよ、私はイカれてる殺人鬼だった。
私は人の感情なんてそんなの欠如していたからな。
でも、真実を知った私は冷静では無かった。だからこそ、いつもの自分でいようと思ったんだ。
でも、お前は大好きな人を失ったから冷静では無かった。
だから、私に当たったんだろ。
私が⋯⋯⋯悲しみもしないでいるのがムカついたんだろ。
そう思って頬を触りながら
私「でも、私はまだ悲しいって言う感情は分からない。
ほんと、イカれてるよな。」
私はそっと手を離し
その場を離れようとする際
私「お前の言う通りだったよ。
私はイカれていて感情も何も無い殺人鬼だよ。」
NG行動をチラッと見て
そして勇気も出ない、臆病な正義のヒーローだよ。
そう思い、その場を去った
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黄葉 葉華 - ごのはさぁーん!!!!!! (2018年3月20日 17時) (レス) id: 4ea49a173b (このIDを非表示/違反報告)
☆ - とても面白いです!あと、□が全くわかりません、もしよければヒントをお願いします!更新、頑張ってください (2017年4月3日 22時) (レス) id: cb52ce9e55 (このIDを非表示/違反報告)
ミラクルゲスガール - この作品を見ていつもドキドキさせて貰っています(*^^*)更新ファイトですo(^▽^)o (2017年4月1日 9時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
りぃにゃん(プロフ) - ■と□が全く分からないです汗更新楽しみにします!頑張ってください!! (2017年4月1日 1時) (レス) id: 44e88fefbd (このIDを非表示/違反報告)
まめ丸(プロフ) - 読めるのを毎回楽しみにしてます!最新頑張ってください! (2017年3月24日 13時) (レス) id: e76f8af672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェロカ | 作成日時:2016年12月11日 0時