DESPAIR GAME 52 『嘘をついた君はたった1人の殺人鬼の理解者(日常)』 ページ5
ー黒尾sideー
Aがクロになり、俺達はお仕置きの映像を見せつけられる
Aは笑いながら次々と人を斬っていく
その時、Aの顔がさっきと違う表情をした
俺はAが見ている方を見るとそこにはAと顔が少し似た女が2人と目元がAに似た男がいた
そして、Aはお前らはもう二度死ぬと言ってそいつらの首を切った
黒「あれは神崎の家族か………？」
花「しかねぇだろうよ。」
横にいた花巻がそう言う
黒「アイツ家族まで殺したのか…何故だ？」
花「……多分俺の推測だけどよ
Aがあんな風になったのは今出ているAと同じ制服を着た奴らとAの家族が原因なんじゃねぇの？」
じゃなかったら、さっき殺したモノクマの顔よりも憎い顔をしながら殺すか？と花巻が言う
……一理あるな。くそっ
画面を再び見るとAが痛そうな顔をしていたので何が起こったと思っていると、Aの腹に刀が刺さっており血が溢れ出てくる、Aは足を動かそうとするが動かず、さっき斬ったはずの人達がAを囲った
そして、持っている刀をゆっくりと振り上げる
やめろ……やめてくれっ！！
声に出さないように必死に我慢をするが俺の頬に、温かい水が流れた。
涙。我慢出来なかった証拠だ。
花巻と天童は俺が泣いていることに気づいて傍に駆け寄る
花「お前……大丈夫かよ！！」
生意気なうぜぇキャラはどこ言ったんだよ！！と背中を叩く花巻
天童は花巻を止めて俺の顔をじっと見て
天「鉄朗君さAに……何か特別な気持ちでもあるの？」
と言った
俺は図星を突かれるが、何とか誤魔かそうとすると、天童は
後々我慢すると、辛い思いに襲われるよ。とにっこり笑っていう
そうだな。そうだよな。
我慢してちゃ後悔する。
俺は涙を拭いて殺されそうになっている所を映している映像に向かって
黒「誰か、Aを助けてくれよ！！！！
俺の……俺の
─────大切な人を奪わないでくれ！！！！！俺は、Aが必要なんだよ！！！！」
心から叫んだ言葉は裁判所に響き渡った
そして、刀を振り下げようとした。その時だった
『ぽんっ』
と誰かの手が俺の肩に乗った
俺は後ろに振り返ると目を見開いた
何故、何故ここにいる！？
驚いた顔をしてそいつを見るといつもと変わらぬ表情で言った
？「黒尾さんの正直な気持ちやっと聞けました。大丈夫です、Aは必ず助けますから。」
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紗菜(プロフ) - 怖すぎてやばかったです…やっぱり僕はホラーむりだぁぁぁぁあ…汗ビッショリかきました…でも面白かったです！ (2018年8月10日 3時) (
レス) id: 67418ed69a (このIDを非表示/違反報告)
Yuzu - わー・・・流石及川さん。性格の悪さが際立ってる（笑） (2018年7月14日 19時) (レス) id: 3e6d8cfb03 (このIDを非表示/違反報告)
黄葉 葉華 - えっ クロの誕生日にちかいんですか 私、クロと同じ日です。 (2018年3月19日 23時) (レス) id: 4ea49a173b (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - 終了です (2016年6月6日 19時) (レス) id: 16c0097b54 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 1がいいです。楽しみにしています。 (2016年6月6日 17時) (レス) id: 6f418915a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2016年4月16日 19時
