DESPAIR GAME 60 『君は殺人鬼にとって思い出が沢山ある大切な人でした(日常)』 ページ13
私はイラついた。毎日毎日イラついた。殺したいくらいイラついた。殺すかと思うくらいイラついた。
なに、私がなにかしたかよ？本当のこと言っただけだろ？
結局、大事な人はお前の幼馴染みだけだったじゃねぇか
それに、私が死ねばよかった。って結局私の事大事な人じゃないってことだろ？
やっと、見つけたと思ったのに。結局嘘だったじゃねぇか。
お前なんか殺してやる
○○の両親は旅行に行ってしまったのでこの家は○○と私の2人だけ
コレはチャンスと思い私は○○と話をした
『なんだよ』
私『死んだあの人の事忘れられねぇの？』
『□□の事か？忘れるわけねぇよ。アイツは俺の幼馴染みだ。殺したヤツ……誰だよ！ぜってぇ許さねぇ！！』
私『殺したヤツ知ってるぜ』
と言うと○○は目を見開き私の肩を掴む
『誰だよ！！』
私『それはな
───────わ・た・し。私だぜ？』
懐からナイフを出すと、○○の顔は驚いた顔をした
私『知らない？最近は無くなった大量殺人。あれって……私なんだぜ、殺ってたの。』
ナイフを持ってジリジリと距離を縮めて、○○を壁に追い詰めた。
『殺すのか、俺を。』
私『勿論、殺すさ。やっと私を必要としてくれる人が現れたっていうのにお前私の事死ねばいいって言ったよな？それって私の事必要としてないってことだろ？だ か ら！！！殺すわ。消えろ嘘つき野郎』
私は笑ってナイフを刺そうとしたその時だった。
私の頬に温かい何かが流れる、触ると水。涙が出ていた。
私は必死で刺そうとするものの腕が動かなかった。
私『なんで動かねぇんだよ、動けよ！！！私はこんな奴どうなったっていいんだよ！！！だから……！！！』
『A……』
私『呼ぶな、私の名前を呼ぶな！！！』
『A！！！』
その時、○○は私に抱きついた
『悪かった。今更謝って済むようなことじゃねぇ事はわかる。お前のことは大事だ。凄く大事な人だ。だから……この家から出ていかないでくれよ。お願いだ。もう、大事な人を失いたくねぇんだよ！！！』
私『それは無理だ。私はもう信じられねぇ。……だが、お前にチャンスをやるよ
もし、違う所でまた会ったらお前と一緒に暮らしてやるよ。』
私はそいつを思いっきり押して。荷物をまとめて家を出る前に
私『通報したいなら、通報すればいいぜ。ま、通報しても私は捕まらないけどなァ。』
出ていく時の顔はここに来た時と同じように無表情の顔だった
DESPAIR GAME 61 『君は殺人鬼にとって思い出が沢山ある大切な人でした(日常)』→←DESPAIR GAME 59 『君は殺人鬼にとって思い出が沢山ある大切な人でした(非日常)』
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紗菜(プロフ) - 怖すぎてやばかったです…やっぱり僕はホラーむりだぁぁぁぁあ…汗ビッショリかきました…でも面白かったです！ (2018年8月10日 3時) (
レス) id: 67418ed69a (このIDを非表示/違反報告)
Yuzu - わー・・・流石及川さん。性格の悪さが際立ってる（笑） (2018年7月14日 19時) (レス) id: 3e6d8cfb03 (このIDを非表示/違反報告)
黄葉 葉華 - えっ クロの誕生日にちかいんですか 私、クロと同じ日です。 (2018年3月19日 23時) (レス) id: 4ea49a173b (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - 終了です (2016年6月6日 19時) (レス) id: 16c0097b54 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 1がいいです。楽しみにしています。 (2016年6月6日 17時) (レス) id: 6f418915a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2016年4月16日 19時
