DESPAIR GAME 48 『嘘をついた君はたった1人の殺人鬼の理解者(日常)』 ページ1
自室に寝ているふりをしていると
モ『ピンポンパンポーン死体が発見されました。一定時間後に学級裁判を行います』
と放送が聞こえた
誰か赤葦さんの死体を見つけたんだな。とボソリ呟くと黒尾さんが私を起こしに来た
黒「おい、今すぐ起きろ」
私「いった……あ、黒尾さんどうしたんですか？」
黒「お前……さっきの放送聞こえてなかったのか？」
私「すいません……変な夢を見てて……」
なんて嘘だけどな。と心の中で笑うと
黒「……お前…………目が死んでるぞ？」
私「多分寝起きだからだと思います」
低血圧なので。と笑ってゆっくりと身体を起こし、黒尾さんについて行くと
赤葦さんの無残な死体があった
私「……あ……赤葦さんっ！！！赤葦さん！！！……どうして…………っ！！」
ショックで倒れるフリをしようとしたら黒尾さんがいち早く気付き、お前は食堂にいろ。と言って近くにいた木葉さんに連れていかれた
椅子に座っていると木葉さんが飲み物を持ってきてくれた
木「ほら、飲めよ。俺特製ハーブティー！」
私「……ありがとうございます」
ハーブティーを一口飲んでため息を吐く
……さて、ここからどうしようか
一応証拠がないようにナイフの血を拭いて枕の下のベッドシーツに隠したし
血のついたワイシャツも綺麗に落としたし
血の匂いがしないように身体も洗ったから大丈夫
あとは誰に罪を擦り付けたらいいだろうか
……いや、黒尾さんが私のあの様子を見ている
だから、私は黒尾さんに疑われる確率は低い、恐らく黒尾さんは花巻さんに疑いをかけるだろう、あの2人は仲が悪いから
色々と考えていると
木「……なんで犯人は赤葦を殺したのかわからねぇよな」
私「……そうですね」
なんとなく殺しました。
木「あーあー梟谷の生き残り俺しかいなくなったし……寂しいな…………」
木葉さんの表情は暗くなると同時にモノクマの放送が入り、学級裁判所に向かった
さぁ、始まるぜ。生命を掛けた裁判がな
誰にも気づかれないように笑った
DESPAIR GAME 49 『嘘をついた君はたった1人の殺人鬼の理解者(日常)』→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗菜(プロフ) - 怖すぎてやばかったです…やっぱり僕はホラーむりだぁぁぁぁあ…汗ビッショリかきました…でも面白かったです！ (2018年8月10日 3時) (
レス) id: 67418ed69a (このIDを非表示/違反報告)
Yuzu - わー・・・流石及川さん。性格の悪さが際立ってる（笑） (2018年7月14日 19時) (レス) id: 3e6d8cfb03 (このIDを非表示/違反報告)
黄葉 葉華 - えっ クロの誕生日にちかいんですか 私、クロと同じ日です。 (2018年3月19日 23時) (レス) id: 4ea49a173b (このIDを非表示/違反報告)
フェロカ(プロフ) - 終了です (2016年6月6日 19時) (レス) id: 16c0097b54 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 1がいいです。楽しみにしています。 (2016年6月6日 17時) (レス) id: 6f418915a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フェロカ
| 作成日時：2016年4月16日 19時
