Despair School 【ハイキュー】

DESPAIR GAME 4 『ようこそ、絶望学園へ(非日常)』 ページ5

牛「天童」


天「？なーに若利君」


牛「結局、俺達は入学することになったのか？」


牛島さんのその発言で周りの人達がハッとする


及「そうだった！俺達……ここの入学を断るつもりで来たんだった……！」


黒「……だが、モノクマは俺達を入れる気満々だが、入学は取り消しできるのか？」


西「出来るんじゃないっすか？」


赤「……いや、出来ないっすよ」


と赤葦が冷静に一言いうと


岩「なんでだよ？」


赤「モノクマが言ったこと……覚えていますか？」


すると、みんなの顔は少し歪む


赤「……覚えていますね。モノクマは"オマエラはもう、ここから出られません。一生この中で過ごします"っていいました。つまり、入学することは強制であり、外に出られないって事になります。けれども、出られる方法は……俺達が殺し合い、殺したクロだけがみんなにバレず、おしおきされないようにするという事。ですよね、モノクマ」


モ『はい、その通りでございます』


モニターからモノクマの顔が写し出される


モ『お前らが入学することは強制となっております』


オレンジジュースを持ちながらそう言うモノクマに対して


若「ちょっと待て、モノクマ」


牛島さんがモノクマを呼ぶ


モ『なーに牛島君』


若「"おめでとうございます。貴方を希望学園に入学する権利を与えられました。入学するかしないかは実際に希望学園に来てください"と書かれている手紙が俺達の元に届いたんだが……」


モ『それがどうしたのさ』


若「入学は強制であると貴様はいったな、だがこの手紙にはそのようなことは書いていない。つまり、お前が言ったこととこの手紙に書いてあることは矛盾している。さらに、この手紙の内容からすると入学を決める際、俺達が決めてから来いと書かれているが」


牛島さんが黙々と話してるところを見てると


モ『……はぁ、僕あきれちゃった。』


牛「？」


モ『……"自分で決めていい"なんて書いてないでしょ？だから、ぜーんぶこっちが決めることになってるの。わかった？牛島君』


牛「だが、学校から決めるということも書かれてないが」


とその言葉を言った直後


モ『あーもう！！ウザいな！僕がそう言ってるんだからそうに決まってるの！学園長の言うことは絶対なの！これ、校則に書くからね！破ったらその場で殺すからね！』


そう言うと、モニターが消え、私たちが持ってる電子生徒手帳が光出した

DESPAIR GAME 5 『ようこそ、絶望学園へ(非日常)』→←DESPAIR GAME 3 『ようこそ、絶望学園へ(非日常)』

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す