DESPAIR GAME 3 『ようこそ、絶望学園へ(非日常)』 ページ4
兎「おいおい、赤葦!!!なんで自分の才能わかんねーんだよ!」
赤「俺に聞かれても知らないので」
木「これで超高校級のイケメンだったら解せぬ」
赤「それはないので大丈夫です。てか、木葉さんもかなりイケメンじゃないですか」
木「嫌味にしか聞こえねぇぞ。てか、そこの彼女はー?」
茶髪の人が私に話しかけ、ウインクをする
そしてみんな私に視線を向ける
苦笑いをして、自己紹介する
さっきより、不安はないので楽にいう
私「……神崎A。高校はわかりません。私も才能がわからないので超高校級の???です」
そういった瞬間、この体育館は静かになった
黒「うん、才能がわからないならわかるぞ。でも、高校もわかんねーとか無いだろ」
こいつ、なんか黒幕側なんじゃねーの?と言う黒尾さん
赤「まぁまぁ、黒尾さん。彼女は俺と同じで才能をおもいだせなくて、俺より記憶がかけてる、重症なんですよ。だから、わかってやってください」
フォローした赤葦さんは私の方をチラッと見てふっと笑った
黒「ん……まぁ、そういうことにするか。でも、100%そうとは限らねぇからな?」
鋭い目で私を見る黒尾さん
そこ目を見て背筋がゾクッと凍った
木「流石は超高校級のペテン師、相手は俺らを騙しているということを前提にしてるねー」
ケラケラと笑う、木葉さん
兎「てか、木葉!お前、超高校級の陰陽師なんだろ?だったらさ、ここから出れる術とかねぇーのかよ?」
すると、木葉さんははぁとため息を吐き
木「これで何回目だろうな、木兎に話すの。いいか、陰陽師って言うのは術師じゃねぇんだよ。陰陽師って言うのは学者と占い師を混ぜたようなものだ。まぁ、一応術は使えるが呪術しか使えねぇよ。……たく、ド忘れも程々にしろって突っ込みたくなるわ」
兎「なんだよ!結局はただの占い師が呪う術を使えるようになった感じじゃねぇか!!なんだよ、瞬間移動できるのかと思ったじゃねぇか!」
木「前もそんなこと言ってたぞ木兎」
黒「流石は超高校級のド忘れ、だな」
兎「忘れちまんだから仕方ないだろ!!」
ガヤガヤと話している中、誰かがボソリっと呟いた事は誰も知らなかった
?「待っているのは、Hope(希望)かDespair(絶望)のどっちか…………か……」
ふっと笑みをこぼし、そう呟いた
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P.P - うぉぉぉ。。。リエーフゥ…ピエン (2021年2月20日 19時) (レス) id: e576288b4c (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - 主さんの創造力に感動しました...泣 (2020年4月22日 21時) (レス) id: 5a834ff4aa (このIDを非表示/違反報告)
みぃむぅ(プロフ) - ダメだ…好きな者同士が一緒で沼から抜けれない…これ何周目だよ… (2019年6月29日 23時) (レス) id: 292ec018f1 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 及川さん......やっくん......推しだったのにぃぃぃぃぃ!!!でも...推理できるのはすごい!!グロイけどすごい!! (2018年7月14日 0時) (レス) id: 7ddc2ddd77 (このIDを非表示/違反報告)
茉佑(プロフ) - リエーフいっっち番好きなのに死に方が酷い...(・ω・`*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: d8b92957c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フェロカ | 作成日時:2016年3月22日 6時