ANOTHER END ページ39
灰「結果発表！！
生贄にされるのはー！！！
見事な推理をした赤葦さんだよー！！」
「「･････。」」
赤「まぁ、無理もないですね、生贄にされても。俺の命でこのゲームを終わらせて皆さんが元気でいてくれたら俺はそれでいいです。」
赤葦は生贄にされたのにも関わらず、普段通り冷静だった
そして
『ぎゅっ』
っと私の手を握りしめ
赤「来て」
と私を引っ張り教室の外に出る
そして今、赤葦とキスしたあの場所にいる
私「何故ここを･････？」
赤「俺にとって思い出の場所だからかな？」
私「返しやがれ、私のファーストを」
赤「俺だってファーストだよ」
私「どうだか」
普段、合同練習でしか見ない赤葦
今ではこんなに喋るほどの仲である
でも、これはもうすぐ終わる
ここは赤葦と初めて喋り、終わる場所
とっても短い仲だった
私「赤葦…」
赤「何？」
私「お前は…私のこと好きなのかよ？」
赤「あぁ」
私「今まで喋ったことないのに？」
赤「強いて言えば…一目惚れかな」
私「お前も一目惚れするんだな。」
赤「なにそれどうゆう事だよ」
赤葦は笑う
いつもとは違う冷静の笑い方じゃなく、明るい笑い方
あぁ…この笑顔も…忘れればもう見れないのか
忘れる前に今の思いを赤葦に伝えなければ
私「赤葦、私は
赤葦のこと嫌いじゃないぞ。私の事心配してくれたし、何にしろ、お前は私の側からあまり離れなかったしな。」
赤「･････ありがとうA。俺すっごく嬉しいよ。死ぬ前にそんな事言われると･････なんか死にたくなくなるな」
赤葦は顔を赤くして照れくさそうに言った
赤「そんなこと言ってくれたお礼だよ。」
と言って
私に近づき
私の額辺りまで顔を持っていくと
赤「さよなら、A。貴方に幸福がお訪れますように」
と言い私の額に軽いキスをし、自分の薔薇を私の胸ポケットに入れた
私「これはなんだ？」
赤「……大事な…人に………やる……………………儀……式…だよ………」
私「赤葦！？…おい大丈夫か！！しっかりしろ！」
赤「…A……俺は………例え………君…が俺のこ…………と思い…出さなくて………も俺は………ずっと………君の近くに…いる…から……ずっと…Aを……………守る……から…ね……」
赤葦はそう言うと私の方に倒れてきた
私は倒れた赤葦を受け止めて
ギュッと抱きしめた
声をあげて泣いた
そのうちに段々意識は無くなって行った
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マシュマロケーキ - 私夜中に見てるんだけどクッソ怖い…… (2022年1月11日 0時) (
レス) @page50 id: 64d596bd65 (このIDを非表示/違反報告)
アテナ☆ロザリー - 最初の『貴方と薔薇は一心同体』ってフリーホラーゲームの『Ib』みたいですね…！あのゲーム、俺、めっちゃ好きです(^∀^*) (2017年11月10日 11時) (レス) id: 8b55956d35 (このIDを非表示/違反報告)
うにゃーーん！！ - 読みにくい (2017年9月24日 12時) (レス) id: aa9c206a87 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 完結おめでとうございます(〃．．)) ﾍﾟｺ。いつも作品読ませていただいています！パスコード付きの赤葦のやつが読むたいのですがパスコードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします (2017年1月6日 11時) (レス) id: 0098927213 (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後の最後まで感動でした。ありがとうございました (2016年8月23日 18時) (レス) id: eb1e81f969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2015年3月7日 9時
