Death King Game【ヤンデレホラー】

NORMAL END ページ37

灰「結果発表！！！


生贄にされるのは





王様の俺だよー！良かったねー！」

「「「･･････････。」」」

灰「俺10分以内に死ぬよ！･････とその前に！


A、来てくれる？」

私「･････わかったよ」

灰「じゃあ皆元気でいてくださいね！」

リエーフは私とともにその教室からでる



リエーフは廊下の窓の枠に座っている

私は立ってリエーフのそばにいる

灰「ねぇ！A！」

私「なんだ？」

灰「今までずっと一緒に遊んだり話したりしてくれてありがとな！」

私「･････死ぬようなことを言うなよ」

灰「でもまぁ、今から死ぬからね？Aが思い出せば生き返るけどさ」

私「それもそうだな」

灰「ねぇAはさ俺と幼馴染みで良かったと思ってる？」

私「勿論だ、他の奴らとは付き合いが違う」

灰「それ違う意味に聞こえる」

リエーフは笑う

思い出さなければこの笑顔はもう･････見れない笑顔だ

私「リエーフ」

灰「何？」

私「私を･････




好きになってくれてありがとな、守ってくれてありがとな。」

少し涙を流しながら言った

今思えばリエーフがいたから私はここまで何事もなく、平和で過ごせたと思う

だから、リエーフとの記憶を一時的に忘れる前に

リエーフへの感謝を言うべきだと思ったから言っただけだ

そんな私の姿を見てリエーフは何かを差し出しながらこう言った

灰「笑ってA、Aの涙を流す顔より明るくて優しい笑顔の方が俺は好きだから、受け取ってA、これは俺からのお別れの挨拶だよ。」

笑ったリエーフの手には自分の薔薇と小輪の黄色い薔薇があった

私はそれを受け取ったその瞬間

リエーフは

灰「時間だ、今からこのゲームを終わらせるよ」

と言い

そのまま










窓の外へ身を投げた


私は耳を塞いで目も塞いで何も聞かず何も見ずにいた


見たくない聞きたくなかったから


その状態をしてちょっと経ったら




私の意識は段々と無くなって行った

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