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余命十日。 ページ2

常にまふまふさんside
.*+∴.*
『私ね、入院することになったんだ。』

公園で二人遊んだ時に、彼女から聞いた言葉。

幼い頃から、体が弱くて病院通いだったA。

医者からも、いつ死んでも可笑しくないと言われていた。

僕も、天然で、そこまで馬鹿じゃないから、その意味もなんとなく察した。

「嗚呼、もうすぐ死んじゃうんだ。」
と。

でも、その事は一向に口に出す気配は無い。

隠しておきたいのだろう。

それが、彼女の優しいところ。

そして、僕が惚れたところ。

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作者名：ルージェ | 作成日時：2018年12月30日 0時

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